アーティスト・中川るなさんと和紙作家・笠井英さんの作品展「いつかのぼる日に」が、築地の聖路加国際病院の中のギャラリーで17日(日)まで開催されています。
作品の売上の一部はJVCの震災被災地での活動に寄付されます。会場には活動のパネルも展示していただきました。ありがとうございます。
全ての作品のモチーフは富士山。
濃いブルーから、白いに近い薄い水色までのきれいなグラデーションのキャンドルはとっても涼しげです。キャンドルといえば冬のイメージがありましたが、夏の夜に灯したい一品です。
手作りだけあって色も形も全て違った個性があります。どれを買おうか迷うのも楽しい時間。ぜひ足をお運びください。
~この作品展に込められた中川さんのメッセージ~
あんなに いろいろな“モノ”がこわれてしまったのに
あんなに いろいろな“コト”がなくなってしまったのに
遠く、離れた場所で“新しいモノ”をつくること・・・。
そのことはなかなか出来ずにいて、出てきたモノは、
ゆっくり燃え、あたりを照らしつつ、そしてなくなっていくもの。
こんなものでもひたすら作っている間は、
青だの白だのしか見えなくて・・・。
それでも、「いつかのぼる日に」ということをいつもいつも
どこかに置きながら、ヘンなモノも生み出していく事ができるなら・・・。
<開催概要>
【期間】2011年7月11日(月)~17日(日)
【時間】9:00~17:00 ※土・日・祝日は10:00~16:00
【会場】聖路加画廊
【住所】東京都中央区明石町9-1聖路加国際病院内
本館1Fレストランエスぺランサ入口
【地図】http://www.luke.or.jp/access/index.html
【アクセス】東京メトロ日比谷線「築地駅」下車3・4番出口徒歩7分