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ベトナムでの活動 
2006年11月29日 更新
[現地スタッフ]

前ベトナム事業担当: 新井綾香

一人一人が「自ら考え、選ぶ力」をつけるために
〜変動に翻弄されない、安定した農村づくりを〜

[ベトナムでの活動]

ベトナムは今、国中が"工事中"と表現したいほど、町も村も建設ラッシュの中にあります。大都市周辺では、田畑がここかしこで工業団地に変わりつつあり、日本を始め各国の企業が続々と工場を建てています。特に私たちの関係するホアビン省とソンラ省は、2005年に予定されている「ソンラダム建設工事」の着工に向けてインフラ整備が急ピッチで進んでおり、道路や学校建設、電化工事などのために山が無造作に切り崩され、土砂が谷に放り込まれていきます。それに伴ってダムサイトや道路沿線の住民は立ち退きを強いられることになります。政府は現状よりいい代替地を提供しているとのことですが、移住後に困窮していく人々も少なくありません。一方で貧困地域と指定された山岳地農村では、政府の様々な貧困削減事業が行われていますが、大規模な資金投入によって「依存性」が高まるなど望ましくない変化も見られています。

こうした外部からもたらされる変動に翻弄されず、"自ら選択した開発"を実現するためには一人一人が"自ら考え、選ぶ"力をつけることが最も大切と考え、私たちは"人の開発"を目指して取り組んでいます。ホアビン、ソンラとも開始から5年が経ち、ホアビンでは実りの兆しが見え始めていますが、より条件の厳しいソンラは基礎が固まった段階にあり、本格的な進展はこれからです。

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