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仮設住宅での常設型サロン活動が終了しました

震災支援担当 白川 徹
2017年4月20日 更新
サロン最終日の様子。「つながっぺ南相馬」代表の今野さんがスピーチをして住民に挨拶をしましたサロン最終日の様子。「つながっぺ南相馬」代表の今野さんがスピーチをして住民に挨拶をしました

2012年1月より南相馬市鹿島区の仮設住宅4ヶ所で実施してきた「常設型サロン活動」が2017年3月を以て終了しました。

仮設住宅入居の際、もともとあった集落が考慮されなかったため、住民は見知らぬ人々との生活を余儀なくされました。当初は「隣に誰が住んでいるかも分からない」状況だったのですが、約5年を経てサロンで住民同士が知り合い、仮設住宅が一つのコミュニティになるまでになりました。

「常設型サロン」の運営にあたっては震災後に地元の有志が立ち上げた「つながっぺ南相馬」を側面支援するかたちで運営してきました。サロンを通じて住民を支えて来れたのは、雨の日も雪の日もサロンで住民を励まし続けた「つながっぺ南相馬」のスタッフの頑張りのおかげです。本当に頭が下がる思いです。また、仮設住宅で健康講座や民謡講座をボランタリーで開いてくださった方々、ボランティアで訪問してくださった方々のご協力なしではきっとやり遂げられなかったでしょう。

JVCはあくまで外部からの支援者とし仮設住宅での支援に関わってきましたが、目の当たりにしてきたのは、自ら自分たちの問題を解決しようとする地域の方々の強い意思と努力でした。この場に長い間関わらせて頂いたことを光栄に思います。

仮設住宅のサロンの様子。一日30~40人の住民が訪れ、ゆったりとした時間を過ごす。仮設住宅のサロンの様子。一日30~40人の住民が訪れ、ゆったりとした時間を過ごす。

「常設型サロン活動」を実施してきた仮設住宅の住民のほとんどは、災害公営住宅や復興公営住宅、元いた地域に移転していきました。一見、「被災」が終わり、全てが解決したように思えますが、まだまだ多くの問題があります。災害公営団地/復興公営住宅は仮設住宅と同様にコミュニティの単位を考慮せず入居を進めたため、仮設住宅の時と同様に住民同士のつながりがない状況です。団地に引っ越した後も「団地で行き場がない」とタクシーを使って仮設住宅のサロンに訪れる住民がいたほどです。

JVCは活動の場を仮設住宅から災害公営団地/復興公営団地に活動の場を移し、住民の方々のコミュニティづくりにご協力していく予定です。

つながっぺ南相馬のスタッフとJVCで開いたお疲れ様会での写真。本当におつかれさまでしたつながっぺ南相馬のスタッフとJVCで開いたお疲れ様会での写真。本当におつかれさまでした
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