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【17】6月8日:強力助っ人、登場

震災支援担当 楢崎 知行
2011年6月18日 更新
持参したHDの活用法を、災害FMのボランティアに説明する日比野さん(中央)持参したHDの活用法を、災害FMのボランティアに説明する日比野さん(中央)

十数年前の阪神淡路大震災の折、神戸市の長田区に、災害FM放送局が設立され、大活躍しました。その放送局は「コミュニティFMわいわい」へと進化しました。設立以来、一貫してその放送局に携わってきた代表の日比野さんが、来訪されました。日比野さんとJVCは古くからのお付き合いがあり、私たちの放送へアドバイスをと、お招きしました。お土産は、音声の編集用と、放送の録音用のパソコン2台、ハードディスク(HD)2個です。1台のHDには、約2万5000曲の音楽が入っており、もう1台にはこれからの放送すべてを録音していきます。

日比野さんには、市の災害FMの責任者のほか、災害FMをコミュニティFM化し、南相馬のまちおこしに活用することを視野に入れる市の商工振興の担当者、災害FM放送を受託している町の振興組合の会長らに、いろいろアドバイスしてくださいました。日比野さんは、災害FM放送が情報の伝達に役立つこと、放送が再生、復興の希望の灯となることができることを力説されました。そういう放送にするためには、中核になる人材、そしてそれを取り巻くファンの育成が重要と話されました。人材の養成には、FMわいわいを含め、いろんな放送局が協力するだろう、とおっしゃいました。

日比野さんは、「恩返し」に、震災後、多くの災害FM局を支援に回っておられます。各地のいろいろな取り組みを話されましたが、政府の緊急雇用制度を利用して、被災者を雇用している例も紹介しました。経験に基づく、日比野さんの話には説得力があり、私を含め、出席者は元気をいただきました。

日比野さんからは、さらにミキサーと、LD・MDプレイヤーの寄贈の約束、次の訪問地、相馬のコミュニティFMに向かいました。寄贈を受ける機材は、メーカーなどが、「有効に使ってほしい」と、日比野さんに寄託されたのだそうです。

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