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2015年12月17日 【 防災集団移転について :32 】

大浦地区高台移転、住宅建設の開始-防災集団移転のアドバイザー派遣【32】

気仙沼事務所現地代表 岩田 健一郎
2015年12月28日 更新

11月1日、防災集団移転のアドバイザー派遣を実施しました。今回は、大浦地区協議会の造成地見学会および総会が開催され、住民約30名が参加しました。

見学会では、10月に造成工事が概ね完了し、宅地の引き渡しが開始された高台移転団地の状況が確認されました。団地内の道路はきれいに舗装が施され、いくつかの宅地ではすでに住宅建設が開始されていました。当日は、大浦地区災害公営住宅の入居予定者も見学会に同行しました。初めて見学会に参加した入居予定者からは、「ようやく住宅地のイメージを掴むことができた」、「災害公営住宅が建つ場所には木々に囲まれているところもあって、住みやすそうだ」といった感想が寄せられました。

道路が舗装され、電柱が立った大浦地区高台移転団地。造成地見学会にて道路が舗装され、電柱が立った大浦地区高台移転団地。造成地見学会にて
災害公営住宅の建設予定地を確認する住民災害公営住宅の建設予定地を確認する住民
総会で協議する様子総会で協議する様子

続いて開催された総会では、見学会で確認した内容を踏まえて造成工事に係る要望の最終的な確認が行われました。住民からは、「造成地に整備される階段が急なので、もう少し緩やかにできないか」、「蓋の付いていない側溝がある。誤って滑り落ちる可能性があるので、蓋を付けた方がいいのでは?」、「緑地帯に軽トラックなどを乗り入れやすいように、アプローチ道路の整備を要望しよう」といった意見が出されました。

住民の個別相談に応じるアドバイザー(写真右端)住民の個別相談に応じるアドバイザー(写真右端)

また、集会場や高台移転団地の名称にも話題は及び、「夢のある名称にしたい」、「今後、アンケートを取って検討しよう」といった声が上がりました。その他、団地内の班編成や慰霊碑の建立、取り付け道路を含めた団地内の植栽など、住宅建設完了後を見据えた検討事項についても協議がなされました。総会終了後には、アドバイザーが住民の個別相談に応じる場面も見られました。

11月8日には、大浦地区災害公営住宅の区画決めの抽選会が行われた11月8日には、大浦地区災害公営住宅の区画決めの抽選会が行われた

大浦地区協議会の総会は、今回で36回を数えました。この間、およそ月一回のペースで総会が開催され、それに応じる形でJVCはアドバイザー派遣を実施してきました。宅地の引き渡しが始まり、以後は住民個々の住宅建設が中心となります。そのため、今回の総会を以って月一回の協議会開催という進め方には一つの区切りがつけられ、今後は適宜総会が開催されていくことになります。JVCは引き続き、大浦地区の住宅建設の進捗を見守りつつ、住民の状況に応じたサポートを継続していく予定です。


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