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4月28日(日)、10回目となる防災集団移転のアドバイザー派遣を実施し、梶ヶ浦・小々汐・大浦の地区ごとに協議会を開催しました。各地区で事の進め方や進み具合に多少の差はありますが、造成地の詳細設計などがほぼ固まるにしたがい、個々の家づくりと同時に全体としてのまちづくりについても話し合われるようになってきました。

梶ヶ浦の協議会にて。まずはメジャーを使って隣家の窓との距離をイメージしてみる。梶ヶ浦の協議会にて。まずはメジャーを使って隣家の窓との距離をイメージしてみる。

梶ヶ浦地区では、前回の協議会で全世帯の区画割が決定したことを受け、家を建てる際に皆が守るべき最低限の取り決めについての話し合いが始まりました。「お隣の建物とはどれぐらいの間隔をあければいいだろうか・・・」「窓の位置は・・・」このような疑問に対し、アドバイザーから建築基準法や民法上の説明や経験に基づくアドバイスなどがなされました。また、家を建てるということがあまりに漠然としているため、建てたい家のイメージづくりに役立つアンケートシートが紹介され、今後の段取りやスケジュールなどについてもわかりやすく説明されました。次回以降は、住宅地の見学や家にまつわる様々なテーマを設けたワークショップを行っていくことになりました。

「浦島地区(※)のこれからのあり方を考えていく必要があるのではないか」

JVCが活動する鹿折地区四ヶ浜において、新たなまちづくりを考える「浦島地区振興会」が立ち上がりました。

震災以前から少子高齢化の影響に悩まされてきた浦島地区では、震災により、地域住民が離散したことで、旧浦島小学校の閉校や集落の自治機能の低下など、様々な問題が表面化しました。加えて、大島架橋事業や三陸自動車道の整備などの大型公共事業が計画されている同地区では、これらの事業により、交通面での利便性が向上し、訪問者の増加が見込まれる一方で、自然環境などの地域資源が影響を受ける可能性があります。

このような状況の下、地域の豊かな自然環境や風土を守りつつ、住みやすく活気のあるまちづくりを行っていくことが当振興会の主たる目的です。

4月15日に行われた「浦島地区振興会」設立総会の様子4月15日に行われた「浦島地区振興会」設立総会の様子

養殖体験

震災支援担当 岩田 健一郎
2013年5月 2日 更新
ワカメに興味津々の参加者たちワカメに興味津々の参加者たち

JVCが活動する鹿折地区・四ヶ浜(しかはま)では、牡蠣、帆立貝、ワカメ、コンブの養殖が盛んに行われています。この度、ワカメの収穫時期となる2月~4月にかけて、地元の養殖業者の協力を得て、養殖体験を3度実施しました。体験を通じて生産者と消費者を結びつけることで、地域の養殖業の活性化を図るとともに、養殖業への理解者を増やすことがその目的です。

大浦の住宅相談会にて。抽選会の一コマ大浦の住宅相談会にて。抽選会の一コマ

3月31日、2012年度最後となる防災集団移転のアドバイザー派遣を実施し、地区ごとの住宅相談会を開催しました。この間検討を重ねてきた造成地の詳細設計がほぼ固まったため、今回の相談会では、住宅を建設する区画を決めるための抽選会を行いました。

大浦(おおうら)の相談会では、最初に災害公営住宅整備事業の進捗が共有されました。大浦地区では、10戸の災害公営住宅が集団移転の造成地に併設される予定となっています。この災害公営住宅の整備内容についての説明が協議会からなされました。続いて開催された抽選会では、予備抽選、本抽選を経て、区画を選ぶ優先順が決定されました。そして次回の相談会において、この順番に従い各住民の区画を定めていくことが確認されました。


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