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7月21日、22日、防災集団移転に関わるアドバイザーが気仙沼を訪れました。三回目となる今回の訪問では、移転予定地の視察と住宅相談会が行われました。

7月21日、浦島小学校仮設住宅の集会場にて、梶ヶ浦(かじがうら)の総会に合わせて住民とアドバイザーとの懇親会を開きました。懇親会の中で、住民が直接アドバイザーに相談する場を設けました。住民からは「平屋と二階建てでは、どちらがより経費がかかるのか?」「鉄筋コンクリートのメリット・デメリットは?」といった住宅に関わる質問や、「移転先は高台なので、風が強いのではないか?」「日当たりが心配だが…」など移転後の住宅地に関する相談が寄せられました。こうした質問や相談に、アドバイザーが一つ一つ丁寧に応えていきました。

梶ヶ浦の懇親会の様子梶ヶ浦の懇親会の様子

翌22日の午前中、大浦の住民、アドバイザー、JVCスタッフで、移転予定地の視察を行いました。高台から見下ろされる内湾の景色を目の当たりにして、住民の皆さんは「素晴らしい景色だなあ」と声を揃えました。一方、移転予定地は高台となるため、「上り下りが大変だ」という声も聞かれました。この様に移転予定地を自分の足で歩くことで、移転先のイメージを持つことができます。

移転予定地の視察移転予定地の視察

眼下には内湾が広がる眼下には内湾が広がる

午後からは鹿折中学校仮設住宅の集会場に場所を移して、住宅相談会を開催しました。この会には、同じく防災集団移転が進む四ヶ浜(しかはま)・小々汐(こごしお)の住民も参加しました。まず総会の中で、これまでの事業の進捗が確認された後、信用金庫の担当者を招いて融資に関する勉強会が開かれました。続いて、住民、アドバイザー、JVCスタッフが防災集団移転、災害公営住宅、自立再建のそれぞれのパートに分かれて、個別の相談会を行いました。

住宅相談会の様子住宅相談会の様子

防災集団移転のパートでは、実際の図面を見ながら、住民、アドバイザー、設計に関わるコンサルとの間で話し合いが行われました。住民からは、「できるだけ広い道を確保するために、側溝を作らずに路面排水にしてほしい」など、いくつかの具体的な要望が出されました。また、図面だけでは移転後の住宅地を充分にイメージできないとの声があがり、これを受けてアドバイザーからは「模型を作ってみましょう」との提案がなされました。

図面を見ながら話し合いは続く図面を見ながら話し合いは続く

相談会の席上で、アドバイザーの一人は、以下の様に話しました。「住宅を安く建てるために、例えば同じ建材を使う、大手に一括発注するなどの方法が考えられます。ですからこの様な場を通じて、皆さんの要望をできるだけ多く集めたいと思っています」。大浦、梶ヶ浦、小々汐の防災集団移転促進事業は7月上旬に国土交通省の正式な認可を受け、その歩みを着実に進めています。今後も今回の様な相談会を重ねることで、住民・アドバイザー・JVCが一丸となって、よりよい生活再建の実現を図っていきたいと思います。

生活不活発病を予防する(2) ~第2回釣りサークル~

震災支援担当 石原 靖士
2012年7月17日 更新
前日の釣り会議前日の釣り会議

7月15日、前回に続き、鹿折中学校・仮設住宅の住民を対象とした第2回釣りサークルを実施しました。前回は釣りの時期には少々早すぎましたが、海の状態が落ち着き、ようやく釣りの季節がやって来たようです。

釣りサークルの前日、仮設住宅に行くと、既に参加者の数人が釣りの話で盛り上がっていました。ある参加者の方は予行練習に行ってきたらしく、「今日は釣れたぞ」と釣ったばかりのアイナメを見せてくれました。「(明日は)釣れなくても、みんなで弁当食って帰ってくるべし」と冗談を飛ばしながらも、翌日の釣りに向けて気持ちが高ぶっている様子でした。


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