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タイでの活動

南タイでのビルマ人労働者とその家族への医療支援

タイ/ アフガニスタン/ コリア事業担当 下田 寛典
2011年5月18日 更新
医療支援活動の様子医療支援活動の様子

2004年のスマトラ島興津並み被災から6年。タイ南部パンガー県で暮らすビルマ人労働者とその家族の健康を守るため現地NGOと共同で医療支援活動を実施しています。

過酷な労働環境の中で脅かされるビルマ人労働者の健康

3K労働に従事するビルマ人労働者

建設労働に従事するビルマ人建設労働に従事するビルマ人

パンガー県には現在、約20 万人のビルマ人が住んでいます。彼らの多くは、ゴムや椰子のプランテーション農場労働者として、また、建設現場で土木作業をする作業員として、水産業の漁師として働いています。彼らの作業内容は、いわゆる3K労働(きつい、汚い、危険)に象徴され、底辺労働者としてタイの産業を支えています。

適切な医療を受けられない

津波被災直後は注目が集まりましたが次第に報道も減り、2007年くらいからは国際援助の撤退が相次ぎました。しかし、過酷な労働環境の中で怪我や病気を負うビルマ人は後をたちません。彼らは健康保険証を所持していないため、医療費が全額自己負担となり、適切な医療を受けることができません。

ビルマ人労働者とその家族の命を守る

JVCは現地NGOであるFED(Foundation for Education and Development)と共同で南タイのパンガー県に住むビルマ人労働者とその家族に対して医療支援を行っています。

救急医療支援

救急治療が必要なビルマ人労働者への救急医療支援では、労働現場で起きた事故等で負った病気や怪我に関して、特に救急医療を必要としている人を対象に、救急治療にかかる費用を支援したり、治療後の診療を行っています。

活動参加者の声

怪我をしてしまったAさん怪我をしてしまったAさん

Aさん(22歳)建設労働者 (2009年当時)
パンガー県に来て一年が経ちます。建設現場で働いてきましたが、働いても働いても給与を支払ってもらえません。仕事場に行く途中、バイク事故にあい左足を骨折しました。すぐに病院に行きましたが、治療費が払えず治療を受けられませんでした。傷口から感染症を発症し、最終的にFEDから支援を受けて継続的な治療を受けることができました。もうすぐ快復してまた仕事に戻れます。

地域保健員育成

軽微な怪我や病気に対応できる地域保健員を育成しています。緊急なケースだけでなく、軽微な病気(風邪など)や怪我(切り傷、擦り傷など)は日常茶飯事です。しかし適切な治療に関する情報が不足していることから、症状が悪化するケースもあります。そこで、ビルマ人労働者が住むコミュニティで、こうした病気や怪我に対応できる保健員の人材育成をしています。

健康保険証発行支援

医療費負担を減らしビルマ人労働者とその家族が病院に罹れるように、健康保険証を発行する支援をしています。タイの健康保険制度に加入することで、どんな病気・怪我であっても1 回あたり30 バーツ(約90 円)で治療が受けられます。

活動概要

目的対象地域のビルマ人労働者とその家族の健康を守る
期間2011年~2012年(単年度ごとに見直し)
活動分野人道支援、医療支援
活動地域タイ パンガー県に住むビルマ人労働者とその家族 約5,000人
関連団体FED(Foundation for Education and Development)

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