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タイから学び、持続的な社会づくりを担う人を育てる
タイ東北部の農村では1960年以降、商品作物を作るために大規模な単一栽培農業が進められ、人々が生活の糧を得ていた森や地域の資源は失われつつあります。人々は、多額の借金をして大量に化学肥料や農薬を購入し、機械を使いますが、土地が痩せていくので収量は上がらず、借金は増える一方です。彼らが作る商品作物の多くは、国外に輸出され、日本のスーパーマーケットにも並んでいます。私たちの暮らしとタイの農民とは密接に繋がっている現状があります。
JVCは、これまで東北タイで農村を舞台に、農民が安定した生活を送られるよう地元住民の活動を側面から支えてきました。活動を通じて、タイのNGOや住民組織は徐々に力をつけ、現在では自分たちで活動を運営しています。そこで、JVCはこれまでのような支援プロジェクトとしての関わりから、長年の活動で培ってきたタイ国内のネットワークを活かして、日本人がタイのNGOや村人から学ぶ場をつくる活動に変化してきています。
国際協力や自然環境保護などに関心がある人を対象に、タイの農村に中長期(約11ヶ月)滞在し、そこに暮らす農民の視点から「開発」や「国際協力」がどのように捉えられているのか、どのような影響を与えているのかを学ぶ研修プログラムを提供しています。この研修プログラムを通じて、タイと日本のつながりを見つめ直し、持続的な社会の実現に向けて実質的かつ積極的に取組む人の育成に取組んでいます。
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