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タイ若手NGOスタッフが学ぶ
日本国内の有機農業運動の実践 その2

タイ事業担当 下田 寛典
2017年1月30日 更新

日本の農業の戦後史、そして現在を学ぶ(11月10日)

11月10日は、JVC東京事務所にて農業ジャーナリストの大野和興さんから「日本の農業の近現代史」と「グローバリゼーションに直面する日本農業」の2つをテーマにお話しいただきました。減り続ける農業人口と高齢化、それに伴って増えていく耕作放棄地。こうした現状は日本の自給率39%(カロリーベース)という数字に如実に表れています。TPPを推進する日本政府の政策は、日本の小農を危機に陥れるのみならず、百姓たちが代々守ってきた日本の美しい自然風景をも失わせることに繋がる、と警鐘を鳴らしました。
今回の滞在で、各地の農家を訪問しますが、彼ら/彼女らを取り巻く状況を深く理解する機会になったと思います。

農業の戦後史を伝える大野和興氏農業の戦後史を伝える大野和興氏

生活クラブ生協 - 消費者と生産者の関係づくり
(11月11日)

生活クラブの考え方を学ぶ生活クラブの考え方を学ぶ
真剣な表情で話に聞き入る真剣な表情で話に聞き入る

11月11日は、生活クラブ連合会と世田谷にある生活クラブ東京のデポーを訪問しました。生活クラブ連合会では加藤好一会長からお話を聞くことができました。日本の中に生協は500ほどあるそうですが、中にはスーパーマーケット化した生協もあるとのこと。そんな中、生協の精神(消費者と生産者の支え合い)を忠実に実践している団体として生活クラブの存在を挙げました。生活クラブでは、取り扱っている商品を「商品」とは呼ばず「消費材」と呼んでいます。ここには商取引の対象ではなく、使用価値を追求するという意味が込められると言います。加藤会長からは、「生活クラブに参加すれば安全・安心なものが手に入るということではなくて、組合員は生産者の事情をよく理解して買い支える、そして生産者もまた組合員のくらしを支える。生活クラブに参加するというのは、そういう関係性づくりに参画してもらうということなんです。これを次世代にも渡していくという所は、現代で言うところのサステナビリティ(持続性)であり、それこそが生協の精神の神髄なんです。」という力強いメッセージを届けていただきました。

※本事業は、国際交流基金アジアセンターの助成を受けています。

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