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南タイで学んだこと その3

11期インターン 金森 史明
2009年4月21日 更新

2月23日から25日にかけて行ってきた南タイスタディツアーを通して、考えたこと・感じたことについて書いています。

3.NGOの役割・あり方について
SAN(Save Andaman Network)の事務局長のノック氏からNGOの役割やあり方についてお話を聞くことができました。そのなかで印象的だったことは次のようなことです。

「ノック氏(写真右端)に話を聞く金森くん(写真中央)」「ノック氏(写真右端)に話を聞く金森くん(写真中央)」

○SANの基本的な姿勢は、村人からの意思を一番に尊重すること。

○自立というのは、何でも自分でやること。自分のやりたいことを見つけ(認識し)そのために必要なことを洗い出し計画を立てて実行する。この流れを村人がすべて自分で行うこと。

○NGOの活動は地域にあった活動方法を考え、実施しなければ途中で中断してしまう。

○世の中には色々なNGOがあり、役割はそれぞれ異なる。
SANの役割は「社会を変えること。すべての人が公平でいられる社会を、すべての人が参加してつくれるようにすること。」
開発で言えば、「人づくり」が一番大きなテーマだと考えている。
緊急支援の場合、今回の津波のケースで言えば、船を与えるのではなく、船を作る人を育てること。

○タイのNGOにとっての海外のNGOの役割は、まず資金面での支援。それと、それぞれの国の一般市民の交流・つながりをつくることを促進し、同じ問題に取り組むようにすること。

 
僕はタイに来てから、多くのタイの活動家やNGOの人のお話を聞く機会に恵まれました。ノック氏のお話を聞いていて、そのほぼ全員がノック氏と同じようなことを言っていたことに気がつきました。
彼らが示し合わせたわけでもないのに同じようなことを語るのは、各々が各々の活動に取り組んできた歴史のなかで体感してきた重要なことであるからだと思います。

僕自身もNGOのスタッフとして働いて、またこれまでに多くのNGOの活動を見聞き(本等で読んだのも含めて)してきて、僭越ながら僕も同じようなことが重要だと感じるようになりました。

また、彼らは、「社会や国を変えていくこと、よくしていくことに取り組んでいきたい」と何のてらいもなく言っている気がします。言うだけでなく、実際に自分自身の問題として、彼ら自身が問題の当事者として自分自身の活動や行動に結び付けてこれらのことに取り組んでいます。

僕はこのことがNGOやNGOで働く人にとって必要なことではないかと思いました。


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2008年5月29日 更新初日記です。
2008年5月29日 更新インターン 金森史明の自己紹介
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