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避難民住居の新設(3)写真で見る建設工事

JVCスーダン現地代表 今井 高樹
2016年1月21日 更新

前回から続く)

今回の「現地便り」は、避難民住居100戸の着工から完成までの様子を、写真でご紹介します。

1.レンガ造り

避難民住居100戸に必要なレンガは、なんと約14万個。工事に間に合わせるため、3か月前の2015年2月には発注しました。
カドグリ周辺には、品質の良い粘土と十分な水がある場所を選んで、「カミーナ」と呼ばれるレンガ製造場が散在しています。何か所かのカミーナが手分けして私たちのレンガ造りを行いました。

【1】粘土の採取【1】粘土の採取
【2】粘土を木の枠で成型し、乾燥させます。写真は、JVCの専門家がサイズをチェックしているところ【2】粘土を木の枠で成型し、乾燥させます。写真は、JVCの専門家がサイズをチェックしているところ
【3】乾燥させたレンガを大量に積み上げ粘土で密閉して窯を作ります。薪をくべて何日間も燃やし続けます【3】乾燥させたレンガを大量に積み上げ粘土で密閉して窯を作ります。薪をくべて何日間も燃やし続けます
【4】火を止めて窯を冷ました後、まわりの粘土を崩すと中から赤く焼きあがったレンガが出てきました【4】火を止めて窯を冷ました後、まわりの粘土を崩すと中から赤く焼きあがったレンガが出てきました

避難民住居の新設(2)建設現場を歩く

JVCスーダン現地代表 今井 高樹
2016年1月21日 更新

前回から続く)

6月、カドグリに出張した私が工事現場を訪れると、現場監督のファフミさんが迎えてくれました。ファフミさんはここで毎日、10人のウスタ(大工の親方)たちの作業をチェックしています。ウスタとして長い経験を積んだ人だと聞いていますが、何年くらいやっているのでしょうか。
「もう、50年になるかな」
「ご、50年ですか?」
これには驚きました。いったい何歳?50歳代くらいに見えますが。
「子どもの時からやっているぞ」

なるほど。大人の手伝いで働き始めた時から数えて50年程度ということなのですね。それにしても、とんでもないキャリアです。
「このあたりは地盤がゆるいから家を建てる時は気を付けなきゃならん。でも、十分な基礎工事をしたから心配することはない」
2年前に建設された230戸の避難民住居の南側と東側を取り巻くように今回の100戸は建設されます。ここは東側に向かって土地がわずかに傾斜しており、すぐ先は雨季には川が流れる低地になっています。つまり、前回の230戸よりも今回の100戸の敷地は低い場所にあり、恐らく地盤も柔らかいのでしょう。
「基礎工事はもう終わって、みんなレンガを積み始めている。ちょっと歩いて見てみるか」

避難民住居の新設(1)業者は地元の大工さん

JVCスーダン現地代表 今井 高樹
2016年1月21日 更新
2年前の2013年に建設された避難民住居2年前の2013年に建設された避難民住居

年が明けて2016年になりましたが、去年を振り返ると、私たちJVCスーダン事業の最大の仕事は、カドグリ郊外に新しく100戸の避難民用住居を建設することでした。
市内から東に約5キロ、ティロという地区には2013年度に国連が建設した避難民用の住居があります。レンガ造り、トタン屋根のマッチ箱のような家々が230戸。私たちはここに給水施設(ウォーターヤード)を設置、その後の様子はこの現地便りでも紹介しました。
しかし、カドグリ市内外にいる避難民は約5万人。空き地にビニールシートや木の枝で「囲い」を作って生活している人たちも少なくありません。「避難民の居住環境を少しでも変えられないか」「小さくても、家を提供できないものか」そんな要望を受けて、私たちはこれまでの230戸に隣接して新たに100戸を作ることにしました。州政府から建設の許可が下り、準備を始めたのは4月のことです。

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