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【乾季の菜園づくり】
サラの不安

JVCスーダン現地代表 今井 高樹
2014年3月31日 更新

ティロ本村での菜園研修の日が近づいてきました。

サラ(菜園研修中に撮影)サラ(菜園研修中に撮影)

地元住民と避難民を合わせて51人が、州農業省から派遣された講師による1日の野菜作り研修に参加します。午前中は講義、そして午後は畑に出て実技研修。その合間に昼食を取ります。

さて、研修といえばいつも話題騒然となるのが、このお昼ごはん。これまで私たちが実施した研修で昼食を提供した際には、参加者の一部から様々な不平が出てきました。

「どうして、町のレストランから食事を取り寄せないで、村の中で調理するのか?」
「どうして、チキンのモモ焼きがないのか?」
「そんな昼飯しかないなら、オレは研修に参加しないぞ」

【乾季の菜園づくり】
菜園参加者の名簿づくり ~ティロ本村の場合~

JVCスーダン現地代表 今井 高樹
2014年3月31日 更新

「菜園を作るって、そりゃあいい考えだ」

シエハ(住民リーダー)のサレさんが声を張り上げました。

話し合いの様子。奥にみえている土地は菜園候補地話し合いの様子。奥にみえている土地は菜園候補地

カドグリ郊外、私たちがウォーターヤードを設置した避難民向け住居の手前に位置する、ティロ本村。この「現地だより」でも、これまでに何度か登場した場所です。菜園づくりプロジェクトの候補地として、12月中旬にJVCスタッフが訪問して住民リーダーたちと話し合いを持ちました。

「今は、みんな乾季に薪拾いをしたりカヤを集めたりしているけど、それだけじゃダメだ。住民も増えているし、何か新しいことを始めなきゃいかん。分かっているか」

サレさんは力説しています。会合には、ほかに地区委員会(地方政府が任命した行政の末端組織)のメンバー、そしてこの地区で生活を送っている避難民も集まりました。

避難民グループのリーダー、ユスフさんは
「避難前に住んでいた元の村には菜園がたくさんあった。野菜作りのことなら、ワシらのグループに任せておけ」
と自信ありげです。

【乾季の菜園づくり】
手押しポンプ井戸で灌漑する村

JVCスーダン現地代表 今井 高樹
2014年3月25日 更新

乾いた大地が広がる12月の南コルドファン州。最後に雨が降ってから、すでに1か月以上が経っています。雨季には緑に覆われていた山々も、すっかり茶色に変わりました。

ここでは、1年のうち約半分、12月から5月は全く雨の降らない乾季。天水で農業を行う人々にとっては、いわゆる農閑期にあたります。

ウサギを捕まえた村人(紛争開始前の2011年4月に南コルドファン州内にて撮影)ウサギを捕まえた村人(紛争開始前の2011年4月に南コルドファン州内にて撮影)

農閑期だからといって「ヒマ」なわけではないのは、たぶん日本のお百姓さんと同じでしょう。その間、村の人々はマンゴーやグアバなどの果実を取ったり、森で樹液や蜂蜜を集めたり、木の皮をはいでその繊維から縄を結ったり、炭を焼いたり、カヤを集めて家の屋根を葺き替えたり、薪拾いをしたり...やることは山のようにあります。そうそう、狩りも忘れてはいけません。ウサギなどの小動物、時にはハリネズミも捕えます。

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