
農村開発担当: 小林恭恵
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01.4月にCala Reserve村で開催されたユース・ワークショップ。6名の女性が参加した。アシスタントを務める農民のシンピウエ(左端)。
02.ユース・ワークショップで、参加者たちは自分たちの村の現状を知り、何ができるかを探求した。写真は、車輪型のツールを利用した、ニーズ探求。これにで「満たされていない」率が大きかったのは、「安全」と「収入」であった。
03.Cala Reserve村で、バングラデッシュ式簡易かまどを試作した。2003年にスタディツアーで訪問したバングラデッシュの農村で見たものを実践するための取り組みである。昨年度の試作に赤土を使用したところ、ひび割れがひどく、利用が困難であった。そのため、今年はセメントを使用しての挑戦である。
04.昨年度に資材を支援し、完成したRebbekskloof村のコンポスト・トイレ(人糞利用型トイレ)。2つのピットを半年ごとに利用して、熟成させた人糞を畑に利用するもの。6月には、行政へのプレゼンテーションもおこなった。
05.同じく、昨年度に資材を支援したRebbelskloof村のため池。この村は、水道がないため、乾期の栽培が非常に困難な村の一つである。雨期の間に雨水をダムに貯めて利用することで、畑に利用する水を確保しようというもの。
06.主食であるトウモロコシの収穫期を迎えたSifonondile村の農民。この村は、農業省が提供する、畑の耕作、化学肥料、農薬の5ヵ年プロジェクトに参加している。農民の負担額は、1ヘクタール当たり約R2,300(¥38,000)にも達するが、農民の多くが月額R800(\11,500)の年金生活者である。政府によるこうしたプロジェクトは、誰に利益をもたらすのか、疑問を感じ得ない。
07.4月にMnxe村で開催された村別篤農家ミーティング(Village
Cadre)。畑のある生活と畑のない生活を比較した教材をみながら、参加した農民たちが畑のある生活の利点を話し合っている。
08.同じく5月にSifonondile村で開催された村別篤農家ミーティング(Village
Cadre)。雨水の農業への有効利用を図るため、等高線農業を推奨している。測量機材がなくても等高線を測量できるように、専門家のウィグリー氏(左端)がAフレームの使い方を説明している。
09.同じく5月にRoma村で開催された村別篤農家ミーティング(Village
Cadre)。新しく畑をつくった農民宅で、Aフレームを使って、等高線に沿った溝を掘っている様子。参加した農民たちだけでなく、その家族も総出で作業をしている。環境保全型農業の継続には、家族の理解が不可欠である。
10.5月にSifonondile村で開催された篤農家ミーティング(Cadreミーティング)の様子。村で順番に開催されるこのミーティングでは、農民同士の交流も進む。写真は、成長促進剤を使わないで養鶏を実践している農民が、鳥小屋の前で参加者たちに経験を話している様子。
11.同じく、Sifonondile村での篤農家ミーティング(Cadreミーティング)。モニタリングで3回連続して14点以上を獲得した農民が、「優良農民」として表彰される。JVC東京事務所の南アフリカ事業担当、渡辺直子(左端)が賞品の苗木を授与している。今回は3名が新たに表彰された。表彰された農民は、これまでに計18名。
12.Upper Mnxe村にて。JVC南アフリカ事務所代表の津山直子(中央)が、自家採種について農民と話をしている。この農民は、収穫後に、採種用のブロッコリーを育てている。
13.5月に実施されたモニタリング。Rebbelskloof村は水道がなく、乾期の栽培が困難であるにもかかわらず、環境保全型農業を熱心に実践する農民が多い。この農民は、広い面積での栽培はせず、小さな面積から最大限の収穫を得ようと試みている。
14.同じく、5月にRebbelskloof村で実施されたモニタリング。モニタリングは農民自身が決めた9つの指標からなり、27点で満点となる。この畑は、23点を獲得。
15.同じく、5月に実施されたモニタリング。こちらはRoma村の畑。環境保全型農業では、単一栽培ではなく、多様性に富んだ栽培を推奨している。何種類もの野菜やハーブ、木が混生することによって、病害虫の被害はなくなり、無農薬での栽培が可能になる。
16.同じく、5月に実施されたモニタリング。Mnxe村のケグワナさんは、環境保全型農業を推進するワーキンググループメンバーの1人。モモの木の下には、害虫を防ぐためのハーブ、ナスタシウムが植えられ、また右端のバケツの中には、臭いのきつい植物を水中で発酵させた有機スプレーが。
17.昨年度、新規設置されたRoma村のモデル・フィールド。4月には、冬期栽培作物の小麦が植えられた。冬作物は、土壌カバーという点でも重要である。
18.同じく、昨年度、新規設置されたCala Reserve村のモデル・フィールド、4月の様子。写真奥には、主食のトウモロコシ、いんげん豆、カボチャが植えられ、写真手前には、モロコシが植えられている。どれも立派に育ち、5月の収穫を待っている。
19.6月にトウモロコシの収穫が終わったCala Reserve村のモデル・フィールド。冬作物として、小麦とオーツが植えられている。冬作物は、乾期で青草がなくなる時期には、家畜の重要な飼料である。フィールドの持ち主、ノポテさんは、牛や羊、ロバを飼っているため、冬作物の栽培にも熱心に取り組んでいる。
20.専門家のウィグリー氏(右から2人目)と年間作付け計画について話し合うモデル・フィールドを持つ農民たち。冬作物の栽培だけでなく、等高線に沿った耕作と栽培についてもアドバイスがおこなわれている。
21.表彰された優良農民の1人、Upper Mnxe村のンディビさんとその家族。収穫して乾燥させたトウモロコシの粒をほぐしている様子。家族が協力し合って環境保全型農業を実践しているためか、農業がこの家族の主要な収入源となっている。
22.6月に実施した、ミミズを利用した堆肥熟成。10匹程度のミミズが、2−3ヵ月後には5倍以上に増えるため、堆肥の熟成にだけではなく、養鶏の飼料としても利用できる。
23.おなじく、ミミズによる堆肥熟成の様子。ドラム缶の中に、石、砂、土、家畜糞を順につめていき、上に堆肥の材料となるものをのせる。ここに上の写真のミミズを入れ、枯れ草などをかぶせる。後は、これらが乾かないように時々水を撒くと、数ヵ月後には堆肥が熟成され、またミミズも増殖されている。
24.今年度は、モデルフィールドをUpper Mnxe村で予定している。支援対象となった2名の農民たちには、鉄条網と金網が配達された。今年の雨期には、主食のトウモロコシの栽培が予定されている。
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