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2014年1月17日

修了式

南アフリカ事業担当 渡辺 直子
2014年1月17日 更新

11月26日、一年間の研修の修了式を行いました。当初は各活動別に行うように計画されていたのですが、現地スタッフとLMCCスタッフやボランティアと相談して、HBC、ドロップインセンター、高齢者対応ボランティアの全活動合同で行うことになりました。活動間の対応に差がつくと望ましくないことと、全ての活動が協働してこそLMCCとして意味のある活動が出来るということを認識する場として修了式はふさわしいだろうということが主な理由です。

こうしたイベントがある際、普段は人が集まれる屋内スペースの関係で、ボドウェ村というところで行われることが多いのですが、今回は振り返りワークショップの中でマガンゲニ村のボランティアさんたちが「うちでホストしてみたいわ」と言ってくれ、当日の準備を行ってくれました。式はこのマゲンゲニ村のチーフ(首長)の家系の方も参加してくださり、彼のスピーチから始まりました。

「皆さんの日々の働きは本当に感謝しています。今回皆さんはその活動の質を向上させるために研修に参加をして学ぶ機会を得ました。今日は修了式ですがこれで終わりではなく、これからが始まりです。修了証に甘んじることなく、どうか学んだ知識を生かして今後も自分たちのコミュニティの人びとのために貢献していかれることを期待しています!」

このお方、この後すぐに会場の外に出られて朝っぱらからビールを飲んでよっぱらい始めましたが、なかなかいいことをおっしゃいます。彼のスピーチに感極まっているボランティアさんたちも何名かいました。

誰かが名前を呼ばれるたびに歌え踊れの大騒ぎになります。誰かが名前を呼ばれるたびに歌え踊れの大騒ぎになります。

式は一人ひとりのボランティアさんの名前を読み上げ、修了証を渡して厳かな雰囲気のなかで...とはいきませんでした。そもそも朝会場に到着してみたら頼んでもいないのに南アの村のイベントでありがちな、村の若者がボランティアで音響設備を持ち込み、ダンス音楽を大音量でかけまくっていたのです。ボランティアさんたちもそれにあわせて朝から歌ったり踊ったりと盛り上がっています。まぁ、本人たちがいいなら...ということでそのまま参加してもらいました。さすがに式の最中は音楽を止めてもらうようにお願いをしましたが、誰かの名前を読み上げるたびに、まずは特に同じ村のボランティアたちから活動を超えてはやし声が響き渡り、いちいち歌えや踊れやの大騒ぎで、なし崩し的にそれに合わせて音楽がいちいち響き渡るのです。大変にぎやかで楽しく、涙と笑いに包まれた一日となりました。

とはいえ今回の修了式では全村、全活動のボランティアたちが顔を合わせることとなり、各活動代表のスピーチで互いの活動をたたえあう場面が見られるなど非常に意義ある会となりました。在宅介護活動からは、自分たちが日々の活動で気になっているドロップインセンターの活動と高齢者対応の年配のボランティアたちが母親のように活動を見守ってくれていることへの感謝が述べられました。ドロップインセンターからは、先陣を切って地域でのケア活動を開始してくれたおかげで自分たちの活動が地域に受け入れられる基盤がすでに作られていたことへの感謝とやはり日々支えてくれる高齢者プログラム担当の年配ボランティアたちへの感謝が語られ、高齢者対応プログラムからは、在宅介護とドロップインセンターの精力的な活動を称える言葉が語られました。

ドロップインセンターのリジーさんドロップインセンターのリジーさん
在宅介護ボランティアのマリアさん在宅介護ボランティアのマリアさん

修了証を手にして嬉し泣きをするボランティアさんもいました。ボランティアにとって学びの場が誇りや自信につながっている様子が見て取れました。この日の感動が次への活動へとつながっていくことを期待したいと思います。

私たちにとっても一年間活動をして来てよかった、またこれからも頑張ろうと思える大変いい一日になりました。

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