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2012年5月 4日

着任して1ヶ月

南アフリカHIV/エイズプロジェクトマネージャー 冨田 沓子
2012年5月22日 更新
JVC南ア事務所の常駐スタッフが、2名になりましたJVC南ア事務所の常駐スタッフが、2名になりました

みなさん、はじめまして。2012年4月から、JVC南アフリカ事務所赴任になりました、冨田沓子(とうこ)です。こちらに到着して、早1ヶ月が過ぎました。4月はイースター(復活祭)休暇と、フリーダム・デー~メイデイ連休の2つの長いお休みがあり、こちらはのんびりモード。最近ようやく、休みが明けて、エンジンがかかってきたところです。

わたしは、JVCに入職する以前ここ数年間は、トーゴ、ベナン、ブルキナファソといった西アフリカの国々で活動してきました。南部アフリカで生活するのは実は、初めて。南アフリカの地を踏むのも、今回で3回目です。

「アフリカ」と言うと、わたしたちはひとくくりにしてしまいがちだけれど、ほんとうに多様。西アフリカを「アフリカ」と感じてきたわたしにとっては、南アフリカ(南ア)での生活は驚きがたくさんあります。何よりも、今まで暮らしていたアフリカと大きな違いのは、さまざまな色、人種の人たちが暮らしていること。そして、その人種ごとになんとなく、住む場所や行動範囲が決まっていることです。

そんな中でもJVCが活動の拠点としているリンポポ州は、南アの中でも黒人居住率が一番高い地域です。商業の中心で、かつて白人が多く住んでいたエリアに事務所を構えていますが、周りにいるのはほとんど黒人の人たちです。こちらに引っ越してきて間もなく、街中を歩いていたときのこと。一瞬今までに感じたことのない、自分が際立っているような感覚をおぼえました。周りが黒人ばかりだから?でも、そんなの今までも慣れていることだし、おかしいよな・・・。アフリカましてやどの国のどの街を歩いていてもあまり感じたことのなかった、自分がそこにいることが異質であるという感覚が、一瞬強く頭をよぎりました。

南アの歴史的背景から、ここにいると今でも、ホワイト、ブラック、カラード、アジア人・・・と肌の色で人を特定したり、人の習性や性質を決めつけるような発言を、毎日のように耳にします。今までどこに住んでいても、自分が何系の人種に見えるのかという、外見で判断される感覚をもったことがなかった、気にしたことがなかったのに対し、ここにいるとそれを常に突きつけられている感じがします。ここは、黒人のエリアなのか、白人のエリアなのか、自分の居場所なのか、そんなことを気にしながら、自らの振る舞いを考えたり、安全に気を付けたりしなくてはなりません。そういったことに反応するクセがこの数週間で、つきはじめていたのかも・・・。まったく、息苦しいものです。でも、その息苦しさや、居心地の悪さが、まだまだ南アが越えていかなくてはいけない大きなハードルなのかも、と感じさせられました。

とはいえ、ここもアフリカ。街中の散策を続け、引っ越しに備えてベッドをいくつか吟味。「今日は、スペシャル・プライス!明日は、ノー・スペシャル」と一生懸命に押し売りしてくるおじさんと、冗談まじりで値段交渉を楽しんで、何も買わずに帰宅。次の日同じお店を通ったら、「今日も、あなただけにスペシャル・プライス!」と、おじさん満面の笑。やっぱりアフリカですね、ここも。

これから、南アフリカからの活動情報、生活のようすなどを発信していきますので、よろしくお願いします!

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