アジア・中東・アフリカで活動する国際協力NGOです。
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パレスチナ人とイスラエル人が、市民同士で繋がることの意味

2018年度パレスチナインターン 大川 梨恵
2018年8月30日 更新

パレスチナ事業インターンの大川です。現地にインターンとして来てから3週間が経過しました。この前まで、こちらは犠牲祭だったため、みんなそれぞれ実家に帰ったりして家族団欒を過ごしていたようです。犠牲祭の期間はバスなどの交通手段も普段より格段にも少なくなっており、こうやって祝日はみんなしっかり休むところがアラブらしくていいなあと感じています。

学生たちのディスカッション(2)
~女性の社会参画と権利について~

人道支援/平和構築グループ担当 大澤 みずほ
2018年8月28日 更新

翌日、私たちは再びサマーキャンプを訪れました。

テーマは前日の続き、女性の社会参画と権利についてです。

まず、前日のディスカッションを受けて、保守的な地域から参加している3人の男の子たちに、「どう意見が変わったか、もしくは変わらなかったか」という質問をしました。答えは以下の通りです。

  • 男の子① 意見は変わらない、文化は変えられない。
  • 男の子② 50%くらい変わった。
  • 男の子③ 10%くらい変わった。男女の権利は平等だと思うようになった。 女の子も男である自分と同じように自由に出かかるべき。

パレスチナのNGOによる声明「ガザでの救護員の殺害、攻撃を強く非難する」

パレスチナ事業担当 山村 順子
2018年8月23日 更新

こんにちは、JVCエルサレム事務所の山村です。

イスラエル建国によりパレスチナの人々が故郷を追われた「ナクバ(=大惨事)」から70年目になる今年、ガザでは3月30日の「土地の日」から難民の帰還を求めるデモが毎週金曜日を中心に続けられています。それに対し、イスラエル軍は実弾を含む武力による徹底的な鎮圧を行い、これまでに170人以上の命が奪われ、負傷者は1万8千人以上に上っています。(2018年8月17日現在)

20180823-pmrsstatement-02.jpgイスラエルとの境界線の様子(撮影者:MinoZig)

そうした中、負傷した人々の重症化を防ぎ、命を救うために最前線で活躍しているのが、救護ボランティアとして処置に当たっている地元の若者たちです。デモの現場で倒れた人々の元に駆けつけ、応急処置を行っています。6月、そんな救護ボランティアの一人であったラザン・ナジャルさんが救護の際にイスラエル軍に銃撃され、その尊い命が奪われたことは、世界に衝撃を与えました。JVCはこの件に関し、プレスリリースを出しています。

医療従事者に対する攻撃は人道に反しており、決してあってはなりません。しかし8月11日、再びデモの現場で救護ボランティアが銃撃されて亡くなる事態が発生しました。JVCのパートナー団体であるPMRS(パレスチナ医療救援協会)は、救護ボランティアを育成する立場から、いち早く緊急非難声明を出しました。以下ご紹介させていただきます。


また、ガザでは医薬品も設備も追いつかない状態です。デモでの負傷者に適切な処置を施すことができず、脚の切断を余儀なくされるケースも後を絶ちません。また、増え続けるデモの負傷者への対応により、医療現場はパンク状態で、通常の医療も圧迫されています。

JVCは現地の医療体制を支えるため、ガザの病院に必要な医薬品や医療器具を届けるべく、7月より人道支援キャンペーンを立ち上げました。

8月13日時点で総額21万5千円のご支援をいただいておりますが、まだまだ現地では支援が必要とされています。引き続き皆さまからのあたたかいご支援をお待ちしております。ご支援はこちら

学生たちのディスカッション
~女性の社会参画と権利について~

人道支援/平和構築グループ担当 大澤 みずほ
2018年8月23日 更新

みなさん、はじめまして。7月からJVC職員になった大澤です。
私はもともと国内で働く職員なのですが、今は事業補佐としてパレスチナ現地にて短期駐在しています。

パレスチナは6から8月の3ヵ月間が学校の夏休みで、JVCのパートナー団体PMRS(パレスチナ医療救援協会)が8月1日~8月11日までサマーキャンプを開き、その一部に同行してきました。

いくつかの近隣のコミュニティから集まった7歳から16歳までの子どもたちが参加します。いくつかの近隣のコミュニティから集まった7歳から16歳までの子どもたちが参加します。

PMRSはパレスチナでも歴史のある団体ですが、JVCとは学校などと協働して「青少年の健全な成長をサポートする活動」を行っています。様々な自由や権利が侵害され、経済的にも厳しい状況下で希望をなくし、自暴自棄になる子どもたちも多くいる中で、地域に貢献する活動などを通して、自信や前向きな気持ちを持つことができるような機会をつくっています。

このサマーキャンプは、毎日所定の学校に集まって、年齢に合わせたアクティビティ(例えば、7-8歳は粘土工作、9-10歳は何を描いているか当てるゲーム、11-12歳はイスラム教の教えについて学ぶなど)を行います。
今回は、その中で文化の違いを体感した最年長グループのディスカッションについてお話したいと思います。

パレスチナ人の9割以上はイスラム教徒であり、イスラム教の教えの中には、男性は女性を守るべきという考えがあります。そのため、敬虔なイスラム教徒の家庭では、女性が顔以外を露出する服装をすること、一人で外出すること、男性に向かって意見を言うことなどが難しいことがあります。そんな中、このサマーキャンプでは、PMRSの主導で「女性の社会参画と権利」についてのディスカッションが行われており、PMRSスタッフのナジュラが私たちを案内してくれました。

参加していたのは、8人の男の子と10人の女の子、年齢は13~16歳です。

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