アジア・中東・アフリカで活動する国際協力NGOです。
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アル・ジーブは、人口5,000人ほどの小さな村です。ラマッラーより南のこの周辺の村を含む地域は、「エルサレム地域」と呼ばれており、以前はこの地域に住む多くの人々がエルサレムに仕事に行っていました。農作物も主にエルサレムへと運ばれていました。アル・ジーブは平地が多いため、その農地を生かした農業が盛んだったのです。しかし、アル・ジーブ、ビル・ナバーラなどを含むこの周辺の9,000ドナム(※1)あった土地は、入植地の建設、それにともなう入植者用道路、パレスチナ人がそれを迂回するための道路などの建設によって、今では3,000ドナムとなってしまったそうです。ガッサンさんは、「エルサレムとラマッラーでは、農作物を売ることができる値段が全然違う。エルサレムでの方が高く売れるんだ。ラマッラーには、西岸のほかの地域からも野菜が入ってくるからだよ。農地がとられて狭くなった上に農作物での収入が減って、この村の農家は大打撃だ」と言います。

11月最後の週末、農業技術者の友人と西岸のアル・ジーブという村に行ってきました。この日は、私にとって人生初の「養蜂」体験。雨が降って少し肌寒い朝。空を見上げ、友人は「今日は寒いから蜂がちょっと神経質になっているかもしれないなあ」と不安げです。この村では数年前に、ある地元のNGOによって10人の女性に養蜂やマッシュルーム栽培に必要な道具が配布されたそうなのですが、その後トレーニングもフォローアップもなかったために、ほとんどの家ではそれらを使えないままになってしまっていました。それを聞いた友人が、今ではボランティアで蜂の面倒を見に週末に来ているのです。

エルサレム市の旧市街にある男子校を、医療救援協会(MRS)の医師と訪れました。マムルーク朝(1250〜1517年)に建てられた建物で、今もドーム上の屋根やアーチ、彫刻などが美しく残っています。教室もこの建物を改造して使用しており、生徒たちは歴史のある教室で勉強しています。グラウンドなどはなく、入り口の広場のようになっているところが、生徒たちが唯一バスケットボールなど体を動かせる場所になっているようです。

【その他・未分類】
ガザに入れない

パレスチナ現地代表 小林 和香子
2008年11月23日 更新

ガザ入りを予定していた11月16日、朝8時、国連治安局へ電話をかける。本来ならガザとイスラエルの境界上の唯一人が通れるエレツ検問所が開くのがこの時間。「今日も閉鎖している。特別に緊急な場合を除いて」、という返事が返ってくる。「特別に緊急な場合とは、どういうことか?」と質問してみる。「それはイスラエル軍の判断になるので、こちらではなんとも言えない」という答え。「明日は開く可能性があると思うか?」と聞くと、「私達に予測は出来ないが、難しいだろう」という答えが返ってきた。翌17日も同じやり取りを繰り返し、同じ答えが戻ってきた。今回のガザ入りのコーディネーションが取れているのはこの二日間のみなので、次回入るためには、イスラエル軍とのコーディネーションを一からやり直すことになる。しかし、検問所は未だに閉鎖されたままです。今のところいつ閉鎖が解かれるのか見通しがつきません。

【その他・未分類】
東エルサレム:避難民

パレスチナ現地代表 小林 和香子
2008年11月23日 更新

「シャイフ・ジャラで強制退去」というテキストメッセージが携帯電話に入ってきたのは11月9日。シャイフ・ジャラとは東エルサレムの中心部で、学校や大学のキャンパスや各国領事館がある閑静な高級住宅街にあたります。JVCの事務所もこの付近にあります。YWCA前の空き地の先の小さな居住区で強制退去は起きました。その居住区は、今ではユダヤ人が多く住み、ユダヤ人の警備小屋まで出来ているのです。強制退去させられたのは、パレスチナ人一家、アル・クルド家。アル・クルド家は1948年に家を追われた難民で1956年にヨルダン政府によって建てられたこの居住区に住み始めたそうです。1967年に東エルサレムがイスラエルにより「統合」されてから、ユダヤ人入植者がこの居住区の土地の権利を主張し始めました。イスラエルの裁判所は入植者の提出した土地権利書は偽装文書と判断したものの、アル・クルド家を正当な土地所有者と認めていません。現在この辺りの住居は、26階建ての集合住宅建築が予定されており、実現すれば約500人のパレスチナ人が家を追われることになると言われています。

東エルサレムのオリーブ山地域は、エルサレム旧市街の東側にあり、ちょっとした高台になっている地域です。この地域からは、西に城壁に囲まれた旧市街の美しい景色が一望できるのですが、一方、その反対である東側には、エルサレムと西岸地域を隔てる分離壁が建設されています。

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