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ガザ:ウム・アル・ナセルの園児達

パレスチナ現地代表 小林 和香子
2007年12月12日 更新
バナナ味の牛乳が好き バナナ味の牛乳が好き

JVCが今年の9月から栄養強化の支援をしている幼稚園にウム・エル・ナセル村の幼稚園があります。子供達は褐色の肌を持ちクリクリした目がとても愛らしいのです。私が訪問すると、皆が挨拶してくれて、歓迎の歌を歌ってくれました。今日はバナナ味の牛乳パックを配りました。一人も残さず一気に飲んでくれました。牛乳の好きな人は、との問いに、「ハーイ」と元気な声が返ってきた。ビスケットの好きな人は、との問いにも、「ハーイ」と元気な答えが返ってきた。子供達は毎日の牛乳とビスケットが大好きのようです。

 ■足元は裸足にサンダル ■足元は裸足にサンダル

しかし、冬だと言うのに多くの子供達はサンダル履きです。寒くないのか心配になります。実はウム・エル・ナセル村の住民は、もともとは羊などを放牧し、それで生計を立てていたベドウィンです。パレスチナ自治政府は彼らに土地を提供し、定住させて出来たのがこの村です。比較的新しい定住地は道路も舗装され、きれいに見えます。しかし、新しい村では家畜を飼うことはできず、大人達は日雇いで生活費を稼いでいたものの、いまではほとんどが失業しています。

この村に大惨事が起きたのは、今年の春。この村のすぐ近くに作られた汚水貯水池が決壊し、村を飲み込みました。死者も出ました。崩壊した家もあり、多くの家が汚水に浸ってしまいました。数ヶ月の間、村人は高台に設置されたテントでの生活を余儀なくされたのです。JVCはこの災害直後に、栄養強化ビスケットを各家庭と、子ども用のテントに配布しました。その後、家々はきれいに掃除され、改修も進み、多くの人々は家に戻ってきました。

この村にある唯一のクリニックを運営している現地NGOに、ここの子供達の5歳以下のなんと4人に3人は貧血だというショッキングなニュースを聞きました。JVCはこの子供達の栄養状況を改善するために、この村の幼稚園を支援することにしました。毎日ビタミンと鉄分を強化している牛乳とビスケットを食べて、子供達の貧血が治ることを期待しています。


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