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ラファ緊急支援中間報告

パレスチナ現地調整員 藤屋 リカ
2004年8月 9日 更新

ご協力ありがとうございます。緊急支援は9月末まで続きます。

ラファ緊急救援は、5月下旬より食料支援を開始しました。

イギリスに本部があるNGO、イスラミック・リリーフ(IR)が家を失った437家族に対して食糧やマットレス・毛布等の規模の大きい物資救援を行いました。その中でJVCは第1弾として、5月25、27日にIRおよび米国のNGO、ANERA(アメリカ中近東難民救済機関)と共に牛乳を支援しました。この牛乳は西岸地区のナブルスで生産されている長期保存可能なもので1箱250mlです。1家族に10日分を目安に各家族に72パックを配りました。全部で約31,000パック、その内の4分の1(約7,700パック)がJVCからの支援分になります。(バックナンバー109)

ラファはもともと今年5月の軍事侵攻以前から人口の66%は十分に食糧が確保されていないという厳しい状況にあったため、家を失った人々への救援と共に、特に貧しい人々への支援のニーズもありました。そこで第2弾として栄養失調児や栄養失調児を抱える困窮家族を対象に、子どもの栄養を専門とするパレスチナのNGO「人間の大地」のラファクリニックを通して、ANERAとIRと共同で牛乳とビスケットを支援しました。6月6日、牛乳(250ml)4,564パックと、鉄分を多く含み栄養価の高いビスケット283kgがクリニックに届き、約2週間にわたって支援物資を対象者に配りました。JVCはこの支援全体の4分の1、牛乳(250ml、1人当たり10パック=10日分)約110人分と、高栄養ビスケット(一人当たり1kg=10日分)で約70人分を支援しました。(バックナンバー114)

今回のラファでの破壊は激しく、現場の状況を見て最低数ヶ月間の支援が必要と判断し、6月から9月の4ヶ月間、支援を継続することを決定しました。第3弾として、「人間の大地」ラファクリニックを通して深刻な栄養失調児と栄養失調児を抱える貧困家庭を対象に食料セットの支援を開始しました。この食料セットは栄養失調の治療になるように、また国連等が配給している食品と重ならないような内容にしました。安価で栄養価の高い豆や手に入りやすい乾燥ナツメヤシ、ゴマのペーストなどで、蛋白質と鉄分をはじめとしたミネラルを多く含む食品が中心です。食料パックと一緒に「人間の大地」が作成した安価な食材で作れて栄養価の高い料理のレシピも一緒に配っています。6月分は移動封鎖等のためにラファに全ての食料が届くのに時間がかかってしまい、6月28日から栄養失調児50人と貧困家庭38家族に食料セットを配りました。7月からは、栄養失調児50人と貧困家庭30家族の食料セットに加えて、クリニックに看護師を1人配置し母親に対しての栄養・保健指導、相談等の心理的サポートも合わせて行っています。

ラファでは、6月以降も家屋破壊は続き、人々は困難な状況の中で生活しています。引き続きご支援をよろしくお願いいたします。


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