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注目のビジネス?!

ラオス現地調整員 渡久山 舞
2015年5月29日 更新
コオロギ養殖の様子コオロギ養殖の様子

なにやら家で儲かる内職をしているらしいというので見に行く事にしました。

それはコオロギの養殖です。45日周期で年に8回収穫できます。ラオス人はコオロギが大好きなのでよく売れるとのこと。農作物栽培に比べスペースもわずかで良く、餌代も安く、年に8回も収穫できるスピードで回転できる、となれば魅力的な商売になりそうです。

ラオス名物、コオロギの料理ラオス名物、コオロギの料理

日本でもかつて55種類もの昆虫食が食されていたそうですが、ラオスでは現在でも昆虫はよく食されている食べ物です。コオロギを始め、昆虫はたんぱく質が豊富な上、ビタミン・ミネラル分も多く栄養価が高いので良質な食材と言えます。FAOも注目の、増え続ける人口をまかなう、次世代の食材になるかもしれません。 その時はラオスが世界の"先進国"になるかもしれませんね。

市場には何が売っている? 旬は筍とカエル

ラオス現地調整員 渡久山 舞
2015年5月29日 更新

市場はその場所の生活を知るのに最適な場所です。現地の人が何を食べているのか、何を育てているのか(何が育つのか)をうかがい知ることができます。

今は雨の降り始めで、蛙と筍が旬です。

調理された茹でカエル調理された茹でカエル
市場に売られている様々なタイプの筍市場に売られている様々なタイプの筍

ラオス語には"カエル"に当たる言葉が三種類あり、「ウーン」というカエルは雨季始まりの雨上がりにしか採れません。このため、雨の降った後の晩は皆カエル採りに出かけていきます。SRIのビデオ上映を夜に開催した際、その日にちょうど雨が降ったため多くの村人がカエル採りに出かけてしまい参加者が少なかった事がありました。

研修ひとつやるにも食生活に密接した生活パターンも把握する必要があります。

昔と今

ラオス現地調整員 渡久山 舞
2015年5月29日 更新
軒下にあった立臼軒下にあった立臼

これ何だか分かりますか? 米を精米するための立臼です。

日本でもすっかり減り古民具と化していますが、対象郡のアサポン郡でも、かつて女性が毎朝お米を精米するのにこの立臼と杵が使われていたのが、数年前から精米機が普及し、何キロか行けばどこかしらの精米所があるという状況に変わり、村人によるとこの村では近年はほとんど使われなくなったそうです。

少し前までは、お米を臼でつく音で目が覚めたそうです。村に行くとよく家の下に転がっています。ある時は腰掛イスになっています。あるいは、何かを砕いたり、潰したりするのに使っているのかもしれません。今回はJVCのラタン発芽研修でラタンの種を潰すのに使われ活躍しました。

つなぎ目のない一本の木からできており、木材として売られてしまう事もある中、違う形でも使われてよかったです。でもラタンではなく、今度一度精米に使われているところを見てみたいです。

ラタン研修で立臼を使って種を潰している様子(竹沢うるま氏撮影)ラタン研修で立臼を使って種を潰している様子(竹沢うるま氏撮影)

酷暑が続く 40度越え

ラオス現地調整員 渡久山 舞
2015年5月29日 更新

この写真の文字が見えますか?41度です。

41度を指す車の温度計41度を指す車の温度計

ラオスの季節は6~11月頃の雨季と12~5月頃の乾季からなり、乾季の中でも3~5月が暑季と呼ばれています。ちょうど暑さ真っ盛りの4月に赴任し、5月の今も連日猛暑が続いています。フィールドに行くと外でのミーティングや作業なので水分摂取が重要です。

6月には雨が降って涼しくなるとのこと、早く6月が来てほしいです。

高床式住居の下の空間

ラオス現地調整員 渡久山 舞
2015年5月29日 更新
村で一般的な高床式住居村で一般的な高床式住居

今では都市部では高床式住居がなくなりつつありますが、村ではほとんどの住居は高床式です。木材だけの家、竹を編みこんでいる家、屋根も竹の家、高さが高い家・低い家など色々あります。最近はトタン屋根やコンクリートの家も増えてきましたが。

高床式住居ではネズミや虫の侵入、大雨で洪水になり床上浸水になるのを防ぐ役割があります。それだけではなく、私が面白いと感じるのは、居住空間の下にある地上の空間です。

大体鶏の雛のカゴも置かれています大体鶏の雛のカゴも置かれています
床下にハンモックを吊り下げて憩いの場となっている。(竹沢うるま氏撮影)床下にハンモックを吊り下げて憩いの場となっている。(竹沢うるま氏撮影)

これがとても便利で、必ず竹や木で編んだベッドのようなものとハンモックがあり、他には家庭により様々な物の置き場になっています。日中の暑い時間、村人はこのベッドやハンモックで休憩します。ここは私たちが行う研修の会場にもなっています。また、人間だけでなく動物の住処にもなっており、犬、猫、豚、ヤギ、鶏などが自由にうろうろしています。

対象村で見つけた機織をする女性対象村で見つけた機織をする女性

また、最近は全国的にかなり減っていると聞きますが、家の下の空間は「機織り」の場でもあります。昔は機織の上手な女性がモテたそうです。技術的なことだけでなく手の混んだ織をすることができるのは、時間のある裕福な家庭の証でもありました。対象村の中にもわずかですが機織機の残っている村があり、訪問した時に織っている女性がいました。今は自分用に織る人は減り、特にサワナケートなどの町の人にとって「シン」は買うものとなり、値段もどんどん上がっていますが、"自分のシンの柄を自分で織る"、この技術が各家庭に残っていってほしいな、と機織する姿を眺めながら思いました。

別の村の機織。珍しく室内にある。(竹沢うるま氏撮影)別の村の機織。珍しく室内にある。(竹沢うるま氏撮影)

自然の味

ラオス現地調整員 渡久山 舞
2015年5月29日 更新
棒で実を採るスタッフ棒で実を採るスタッフ

ラオス人は森に生きる人々です。きのこ、山菜、筍、カエル、昆虫などあらゆる"おかず"を森から得て生きています。村に行くとスタッフも血が騒ぐのか食べ物を見つけると収集し始めます。

この日も村の中を歩いていると急にどこからか長い棒を見つけてきて、あっという間に木から果物の実をゲットしていました。

私も味見してみましたがとても酸っぱい。栽培用に品種改良がされていない自然の恵みは野生的な味がします。私たちの舌は自然の味から切り離されたものに囲まれ、改良を重ねられた農産物や加工品の味に慣れてしまっているので、おいしいとは言い難い味でしたが、シンプルな自然の味でした。

採れた実採れた実
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