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2013年12月13日

ビエンチャン県サントン郡のコミュニティ・フォレストリーを見学

現地調整員 林 真理子
2013年12月13日 更新
サントン郡の行政官(中央奥)から、登録手続きなどについて話を伺ったサントン郡の行政官(中央奥)から、登録手続きなどについて話を伺った

ビエンチャン県サントン郡は、2010年に正式にCommunal Land Tenure(コミュニティの土地所有権。以下CLT)を獲得した例として有名になりました。今回はこの郡の村でどのように土地所有権が登録されたか、村人は現在どのようにこの土地を利用しているか、を調べるため訪問しました。

JVCラオスの活動でもコミュニティ・フォレストの設置というのがありますが、JVCの活動からは村人は正式な「所有権」という権利は与えられず、「使用の承認」といったものを郡から得ています。ラオスでは、CLT獲得のための正式な手続き方法や条件などが確立されていないため、ラオスにおいてCLTはこのサントン郡を含め2件しか認められていないのが実情です。(ラオスでは「土地は国のもの」と法律に明記されており、人々に土地の「所有権」は与えられていません)

どのような森林管理がなされているかを確認するため、コミュニティ・フォレストの中を歩きましたどのような森林管理がなされているかを確認するため、コミュニティ・フォレストの中を歩きました

サントン郡では2008年から2011年にかけて、大手NGO(SNV)と援助機関がCLT獲得のためプロジェクトを実施しました。NGOはコミュニティ・フォレストを通して生計向上が実現できるよう、コミュニティ・フォレストにおける竹の生産を支援し、竹細工の商品生産支援をしました。コミュニティ・フォレストの設置においては(このサントン郡の例でもJVCの活動地においても)村人皆で共有するためのルールが設置されるため、現在も竹や林産物の乱獲などは防げていますが、当時NGOが支援した竹細工生産においては、今もなお竹細工により収入を得ているのは4世帯のみにとどまり、コミュニティ・フォレストを利用した生計向上という面では難しさを抱えているようでした。

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