朝方、ブンシンが急に農林極に呼び出され、何かと思ったらあまり良くない知らせだった。ブンフアナータイ村の保護林が軍の用地となるため、全て失われるという。代償はなし。サバナケートから軍隊の一部がカムワンに移動になり、その駐留地として川に近く、ドミトリーなどを建てる木のある用地が必要だという。軍が必要としているのは834ha。ラオス政府の決定事項に、JVCとしての関わり方を見出していくのは難しいが、しかし、驚いたのは今回の農林局の対応。この計画を実行する上で、JVCとしての意見を出してほしい。(JVCの合意もほしい)ついては、村人との話し合いにもJVCに参加してほしいとの依頼を受けた。これまで、村人が土地を取られる例は嫌という程目にしてきたが、このように農林局からJVCに情報を流してきたのは今回が初めて。赴任2年目にして、農林局側の変化が少し現れたか?
- この記事を書いた人のプロフィール
-
新井 綾香
ラオス現地代表
- 月別アーカイブ
- 2017年
- 2016年
- 2015年
- 2014年
- 2013年
- 2012年
- 2011年
- 2010年
- 2009年
- 2008年
- 2007年
- 2006年
- 2005年
- 2004年