アジア・中東・アフリカで活動する国際協力NGOです。
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3月31日(水) もうひとつのワールドカップ予選

ラオス現地代表 名村 隆行
2004年3月31日 更新

ワールドカップ予選。我らがラオスは、ここビエンチャン国立競技場にて、アリ・ダエイ擁するイランと対戦し、0-7で惜敗。ラオス的個人主義が、プレーの随所に出てきてしまう。サマキーカン(相互扶助)は、いずこへ。

今日、村から帰ってくる車中、サッカー好きのSスタッフが、まじめな顔してイラン戦対策を語っていた。

S :「前日が勝負のポイントだ。ランボン(ラオスの踊り)で接待してイラン選手を疲れさせよう。」
私:「ラオスの唐辛子を食べさせて、下痢させてしまうのも手だ」
K:「すごい巧妙だ戦略だ。Sはナショナルチームのコーチに就任すべきだ」

この情熱の一部を、是非仕事に注いでほしい……。

そういえば、名村が2002年4月に赴任してきたとき、ラオス人との会話に行き詰まったときは、「あなたはどこのチームが優勝すると思う?」とワールドカップのネタを切り出し、これがけっこう大当たりした。ラオスで数少ない、けっこう幅広く使えるオールマイティカードなので、もっておくと便利です。

3月30日(火) 事務仕事から解放

ラオス現地代表 名村 隆行
2004年3月30日 更新

ビエンチャンプロジェクトの対象村を訪問。ひさしぶりで、すごい楽しい。

何が楽しいって、発見が多いんですよね。緑肥なんて、こちらが指導する以前から使ってたそうだし、何の草がいいのかもよく知っている。また、こちらの意図とは離れて、彼ら彼女らの意図で回転資金を展開していて、ちょっとびっくりさせられたり。また、「こんなことやって意味があるのか」と自分で半信半疑だったトレーニングやスタディツアーが、思わぬ成果を見せていたり。

自分の目線を平衡させるために、村にはまめに通わねば、と改めて思います。

それにしても今回は、うちのスタッフは夜9時までインタビューの仕事してました。ラオス人が仕事をしないっていったのは、だれだ?

3月29日(月) 体温より暑い日

ラオス現地代表 名村 隆行
2004年3月29日 更新

暑い。こりゃ反則でしょうといいたくなるほどの暑さ。昼ご飯食べにかえるのに、ちゃりんこにのって走ってたら、暑さでよろけた。よくよく周りを見渡すと、チャリンコはおろか、歩いているラオス人も見かけない。パソコン作業をしているだけなのに、川合さんに「疲れた顔してますけど、大丈夫ですか」と言われる。きっと前世はナメクジだったに違いない。JVCアラスカとかJVCシベリアとかあれば、転勤願を出しかねない状態。

「そろそろ、事務所にクーラーいれません?」と自分で切り出すのもなんだかしゃくなので、すでにとろけている脳ミソをしたたらせながら仕事に向かう。せめて4月に入ったら、クーラー入れましょうね、みなさん。

 

3月26日(金) ラオス大学生の力

ラオス現地代表 名村 隆行
2004年3月26日 更新

今、ラオス大学の学生さん2人に協力してもらって、村の森林資源の調査をしているのですが、思ったより学生さん、仕事できます。とにかくまじめだし、飲み込みも早い。こちらが意図していることを正確につかむ能力もある。

縁故主義から脱却して、能力に応じた自由競争が生まれ、十分な給与が与えられる仕事があれば、ラオスの将来も明るいですね。ってそれが難しいのはわかってるのですが。

3月25日(木) モノ支援

ラオス現地代表 名村 隆行
2004年3月25日 更新

元協力隊の磯部さんも同行して、タット村へ。JVCラオスとしては禁断の果実となっていた浅井戸支援の様子を見てきた。

もともとタット村の人たちは2000年ぐらいから自分たちの手掘りで浅井戸を掘っていた。ところが雨季になるごとに井戸の周りの土が崩れ、毎年乾季に掘り直すという状況が続いていた。セメントリングさえあれば、土が崩れるのを改善できるのに、その資材が買えない。そんな村人の生活改善の努力を助け、さらにそこから農業支援の道も拡大する可能性があることから、JVCとして支援を決定した。ただし、JVCからの支援は、セメントリング型枠の貸し出しと、セメント、鉄筋のみ。労働力はもちろん、村で調達できる砂利や砂は村人みんなで集めてくることになっている。

もちろん、モノの支援はいつもうまくいくとは限らず、がらくたを生み出す可能性も高い。事実、近くの村では、某援助団体が支援したセメントリングが、そのまま放置されているようだ。援助団体におねだりさえすれば、なんでもくれるという勘違いも生まれる可能性もある。ただ、タット村の様子を見る限りでは、モノの支援は、決してネガティブさだけで語られるものではない、とおもう。

タット村の現場に行ってみると、セメントリングがすでにできあがりつつあった。昼間はだらだらとおっちゃん達と話したり、すでに掘ってあった穴を眺めてたりしていたのだが、夕暮れ時の涼しい時間になって、村人がわらわらと姿を現しはじめた。おばちゃんたちが手と口を動かしながら砂利を集め、若いのがセメントをこねて、セメントリングをつくる。おっさんたちが穴から土を引き上げ、子供達が不思議そうな興味津々の面持ちでその様子を眺めている。モノ作りがもつ、無から有を生み、前に少しずつ進んでいくそのひたむきさとけなげさが胸に伝わってくる。

いまのところ、順調に進んでいるといってもいいだろう。

でもこれだけはいっておく。この仕事に携わる者は、モノを作るプロセスにはこだわるべきだけど、モノを作るそのプロセスに感動してはいけない。究極的には、そのモノ支援に意味があるかないか、そこでシビアに判断する冷静さを持たなければ、ただの陳腐なプロジェクトXになる。

3月24日(水) かかってきなさい

ラオス現地代表 名村 隆行
2004年3月24日 更新

家畜支援を巡ってカムアンのラオス人スタッフと激論。気がついたら終業時刻が過ぎていたほど。思いはわかる。ちょっとひっこみがつかなくなったのもわかる。でもやりたいからやる、というだけではプロジェクト運営はできないし、勝算も不明。もっと説得力ある材料を出して欲しい。そのためにも、みんなでもっと勉強しよう。

こういう激論は、今後も大歓迎。なんでも言える、言いたくなる、または言うことに意味があると感じる、そういう雰囲気だけはいつも保っておきたいものです。

3月23日(火) Mission Impossibleなのか?

ラオス現地代表 名村 隆行
2004年3月23日 更新

援助活動におけるハード支援とソフト支援。おっしゃるとおり両者を併せることで援助効率を上げていくことはできるとおもいます。

ただ、ハード支援をして、廃墟を作りだした事例は枚挙にいとまがありません。ラオスでもその残骸があちこちに醜い姿をさらしています。おそらくいろんな要因があると思いますが、支援する側の理屈でモノの支援をすると、残骸になる確率がとたんに上がります。そして、実はそうなることを半分確信犯でやってる例もあります。援助の中には、かなり腹立たしいぐらいに、被援助側を無視したロジックで決定している例もあるということなのでしょう。

ソフト支援であっても、砂浜に水をまくような支援をよく目にします。率直に言えば、JVCだって砂に水をまき続けてきました。「人材育成」と称して、研修やスタディツアーを重ねても、ほとんど何も変わっていないのを見て、ほんとにこれでいいのかといつも悩んでます。おそらく、これもハード支援と同じで、こちら側が伝えたいことだけ伝える独りよがりの研修をしていると、そうなるのでしょう。彼ら彼女らは実利をじっと見ていますからね。

ぶつぶつ書いてきましたが、ソフト・ハードどちらを支援するにせよ、タイミングと規模がとくに重要になるとおもっています。村人や政府の方々が、ほんとうに(思いつきでなく)やりたい・知りたいとおもうタイミングで、彼ら彼女らが扱える規模のものを提供できるかどうか。そして、その前提として、支援のポリシーとフレキシビリティを団体として確保しているかどうか、また彼ら彼女らの思いを感じ取るつきあい方をしているかどうか、等が問われてきます。ほんとに難しいチャレンジばかりですけど、やりがいがありますね。

3月22日(月) Moving

ラオス現地代表 名村 隆行
2004年3月22日 更新

週末にかけて引っ越し。今までの所もすごく気に入ってたんだけど、出張が多くなることが予想され、残された家族に万全のセキュリティを確保しておきたいという父心から、引っ越しを決意。新しいところもすごくい快適だけど、あえて難をいえば、クーラーが効きすぎることぐらいか。

塚本氏が帰る前日にしてしみじみ思うことは、来てもらってほんとによかったということ。仕事面ではもちろん、ストレスを溜めまくっている名村の精神的サンドバッグとしての効能?はまったく予想していませんでした。革命系かつ癒し系という、なんともありがたい人柄で、またいろいろと手を貸してくださいませ。

 

3月19日(金) さるもの

ラオス現地代表 名村 隆行
2004年3月19日 更新

3人の来客対応。そのうちのふたりは、業務戦略を考えるうえで、かなり重要人物だったので、いつもより、接客パワー少し多めに出しておきました。

夜は、いつもお世話になっていた大使館の方の送迎会に参加。自分からおおざっぱにみると、大使館とは非常に閉鎖的な場所で、なにをやっているところなのかいまひとつ理解に苦しむのですが、今回帰られる書記官の方は、少なくともこの閉鎖的な雰囲気に風穴をあけてくれた人でした。

ラオスにいる国際機関、バイ、大使館、NGOは、みな非常に忙しく、そのために、それぞれのリソースがそれぞれの団体の中に留まってしまっているのが、とてももったいない、といつも感じていました。これらのリソースの間を巡り歩くだけでそれなりの情報を得ることができますし、また何かを変革する戦略をもっていれば、これらのリソースを動かすことで相当のことができると思っています。この役割は担ったもの勝ちだなぁとおもっているのですが、この書記官の方は、まさにその役割を果たすべく努められていたとおもいます。頭が下がります。おつかれさまでした。

3月18日(木) 大安

ラオス現地代表 名村 隆行
2004年3月18日 更新

プロジェクトの来年度計画の承認、ドナーからの支援決定通知、などなど、吉報が舞い込む。さすがは大安吉日。

ここのところの暑さで、みるみる業務能率が落ちている。うちの事務所はクーラー使わないので、それに輪をかけている。ダイエットにはちょうどいいか。

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