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イラク軍 武装組織に占拠された北部都市への反撃を開始

JVCイラク事業チーム補佐 中野 恵美 イラク事業ボランティア 井川 翔
2014年7月 4日 更新

(翻訳担当:中野恵美、井川翔)
Asharq Al-Awsat インターネット版6月28日より

6月28日(土)早朝、イラク軍は、スンニ派系武装組織を北部の主要都市ティクリートから排除すべく、軍事行動を開始した。

イラク軍によるとこの作戦は、奇襲部隊、戦車、ヘリコプターを使用しており、政府系のスンニ系民兵及びシーア派の民兵も共闘しているとのことだ。イラク軍当局者は、これらを総動員し、軍が攻勢に転じたとしている。

武力衝突を目撃したというティクリート市民はいるものの、戦闘の範囲は依然として不明瞭。また、サラハディン地区作戦司令部のJawad Al-Bolani氏によると、ティクリートの奪還は急を要するが、作戦は、終了に向けた具体的な遂行スケジュールが立っていないらしい。

28日未明、ティクリートにある大学構内で軍の兵士を攻撃していた武装組織メンバーに対し、武装ヘリコプターで空爆を行った、とイラク軍のスポークスマンであるQassim Al-Moussawi陸軍中将は述べた。

政府軍の兵士達は、前日の27日早朝、ヘリコプターで運ばれ、同大学の構内に降り立ち、橋頭堡を設立して間もないところで襲撃に遭った。

あるティクリートの男性は匿名で、ティクリート大学に空爆があったこと、ISISとイラク軍の間で衝突があり、その後も武装組織メンバーが市内をパトロールしていることを証言した。

また、同じくティクリート市民のMuhanad Saif Al-Din氏は、衝突を恐れて街から住民がいなくなっていると述べた。

「住民達は、無計画な空爆や武力衝突を恐れて街を離れ、72時間でティクリートはゴーストタウンと化してしまった」とAl-Din氏は説明した。「また、数少ない残った住民も、イラク軍に同行しているシーア系民兵からの報復を心配している。我々は平和的な一般市民であり、この紛争の犠牲者にはなりたくない。」

彼によると、ティクリートは、27日の夜から電気と水道が機能していないということだ。

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