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アフガニスタンでの活動

教育支援

2011年6月 2日 更新
教員研修の様子教員研修の様子

これまでJVCはアフガニスタンでハード面の支援「学校建設」やソフト面の支援「教員研修」を実施してきました。

さらに2011年度からは住民(教員)の主体性を引き出し、教員自身が指導技術の向上を試みたり地域の中で積極的に生活改善に取り組めることを目指しています。具体的には、ナンガルハル県シェワ郡ゴレーク地域で、これまでの研修を受けた教員を軸に学校単位の参加型教員研修(授業研究)を行います。

また2010年度から地域保健医療活動と協力して始まった学校での健康教育(健康について書かれた壁新聞や応急手当のトレーニングなど)は学校内、特に高学年の生徒の間で話題になっており、これからの展開が期待されています。

活動紹介

教員の教授技術向上を通し、次世代を担う子どもたちが自分たちの生活を改善するために必要な知識を身につけられ、同時に教員が自信をもつことでコミュニティの生活改善のための取り組みの推進力となるよう支援しています。また、地域保健医療活動と連携して、小中高等学校の教員や生徒たちが病気予防の意識の向上や下痢、発熱、軽い外傷などに対する応急処置ができるよう、健康教育を企画し実施しています。

  1. 教科書指導書に関する研修を受けた教員が、学校内で他の教員と意見を交換し教授技術を高めあえるよう支援します。
  2. 学校の教員が健康に関する正しい知識を身につけ生徒に指導できるよう機会を提供します。
  3. 学校の生徒の健康に関する知識が向上するよう機会を提供します。

参加者の声

健康教育の研修会に参加し、話し合う教員健康教育の研修会に参加し、話し合う教員

これまでに健康教育に関する研修を受けた教員からの声
研修を受けた教員からの聞き取りで「日々成長する子どもたちと接している教師が、ここで学んだ健康に関する知識をもとに指導にあたれることはとても有意義なことだ」「内容は重要だがまだこれは初めの一歩。今後の継続とモニタリングやフォローアップを期待したい」という声が聞かれました。

最近の活動

2011年計画

【1】「授業研究」のための参加型教員研修(学校単位)
モニタリングやワークショップの結果をもとに、ゴレーク地域に絞って「授業研究」のための参加型教員研修の可能性を年度前半に調査・検討し、年度後半からモデル校2校を決め試験的にプログラムを開始します。活動を通して教育の質の向上をめざすと同時に、地域の拠点としての学校や教員との協力関係を深めていきます。
  • 期間:3日間(1日目:授業の教案作成、2日目:授業発表、3日目:意見交換)
  • 場所:ナンガルハル県シェワ郡ゴレーク地域の学校2校
  • 対象:各学校の教員
  • ファシリテーター:指導書に関するトレーナー、発表者:これまでの研修受講教員
【2】学校での健康教育
【2-1】担当教員の健康教育研修
学校の保健担当教員が健康に関する知識や能力を高めることで、対象地域の生徒や家族の健康が改善されることを目指し6日間の研修を実施します。地域保健医療活動の活動地域であるシェワ郡東部ゴレーク地域にある16校(うち6校は女子校)から計27名の教員が対象。
  • 時期:2011年10月と2月の2回
  • 場所:ナンガルハル県シェワ郡JVC支援のゴレーク診療所のスタッフ・ハウス
  • 対象:学校の保健担当教員
  • トレーナー:ワハーブ医師(JVC)、ジャン・モハメッド(県教育局派遣トレーナー)
【2-2】高学年(中・高校)生徒対象の健康教育研修
前年度とは別の3校の高校生を対象に、『応急手当』の研修を実施します。3日間でけがの処置や人工呼吸方法、蘇生術などを指導し家庭や地域で処置できるよう技術を身につけてもらいます。
  • 時期:11月下旬、1月、3月下旬
  • 場所:各学校内
  • 対象:中高生、60名(20名x3校)
  • トレーナー:ワハーブ医師(JVC)、ジャン・モハメッド(県教育局派遣トレーナー)
【3】学校での健康に関する定例作文コンテストの開催
ゴレーク地域の中高等学校4校(ゴレーク地域南部のコティ・タラン高校、中部のアフマッド・コート高校、中東部のクズ・カシコート中学校、東部のバルカシコート高校)それぞれで、毎月一回健康についての作文を集め、優秀作品を壁新聞のように掲示して健康への関心を高めてもらいます。また、新しい年度から2校の女子校も加わる予定です。
  • 期間:10月から3月(1ヶ月に1回、優秀作費を数点学校の入り口の壁に掲示)
  • 場所:ナンガルハル県シェワ郡ゴレーク地域の各学校
  • 対象:中高生
  • 実施者:作文の取りまとめ役2名(各学校の校長または教頭と教員)、掲示担当(教員)
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