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「平和」を知らない子どもたち
~「忘れないでアフガニスタン」キャンペーン~

2014年度 アフガニスタン事業インターン 佐藤 久実
2014年12月 1日 更新

11月24日、築地本願寺にて「忘れないでアフガニスタン」イベントが開催され、150名程度の方が参加してくださいました。12月4日にロンドンで行われるアフガン復興に関する国際会議に合わせて世界各地で「忘れないでアフガニスタン」というメッセージを出すための様々なキャンペーンが展開されており、日本でもそのキャンペーンの一環としてこのイベントを開催することとなりました。JVCも「忘れないでアフガニスタン」実行委員会の一員としてイベントの準備やアフガン支援に関する政府への提言書作成などを行いました。

イベントは「子供の情景」という映画上映とトークセッションの二本立てで行われました。「子供の情景」はバーミヤンを舞台にした作品で、子どもたちを取り巻く環境や戦争の影響、教育への渇望が描かれています。タリバンの真似をして「戦争ごっこ」をする男の子たちの姿が印象的でしたが、それほどまでに戦いが「日常」になっているということなのでしょう。

トークセッションは、駐日アフガニスタン大使館二等書記官のモハメド・ヤーセル・カリミ氏、アフガニスタン国内で活動を行っている日本のNGO「カレーズの会」のレシャード・カレッド氏、ADRA Japanの杉本亜季氏、外務省中東アフリカ局参事官の三澤康氏の4名を迎え、アフガニスタンの現状や今後日本に期待される役割などについて議論が交わされました。

トークセッションにて。右からカリミ氏、三澤氏、レシャード氏、杉本氏、ファシリテーターの三宅氏。トークセッションにて。右からカリミ氏、三澤氏、レシャード氏、杉本氏、ファシリテーターの三宅氏。

その中で何度も出てきたのは、国際社会による支援によって改善されてきた部分も多くあるが、いまだに貧困や格差、インフラの未整備など多くの課題を抱えているという点です。そのような状況にも関わらず、アフガニスタンへの国際社会の関心は徐々に薄れており、文字通り「忘れさられている」という現実があります。また、治安の問題も顕著であり、レシャード氏の「アフガンの子どもたちは『平和』な状況を知らないのです」という言葉が胸に残りました。

さらに、参加者の一人から出た「貧しくて苦しい状況にあるアフガニスタンだけでなく、美しい自然や豊かな文化、そして愉快な人々がいるアフガニスタンを忘れないでほしい」という言葉には、そのもう一つの意味でも「アフガニスタンを忘れてはならない」ということを改めて気づかされました。トークショーの後には、イスラムと仏教による平和へのメッセージとお祈り、また黙祷を行いました。

祈りを捧げる茂田真澄さま(アーユス仏教国際協力ネットワーク理事長)祈りを捧げる茂田真澄さま(アーユス仏教国際協力ネットワーク理事長)
イスラムの方からのお祈りイスラムの方からのお祈り

このキャンペーンでは取り組みの一つとして「忘れないでアフガニスタン/ DO NOT FORGET AFGHANISTAN」と書かれたプラカードを持って写真を撮り、FacebookなどSNSで拡散するというアクションも同時に行いました。このアクションにはイベントにお越しくださった方々やアフガニスタン現地の人々など多くの方が参加してくださいました。

以下のサイトにアクション写真がまとめられていますので、ぜひご覧ください。JVCのスタッフ・ボランティアの皆さんも写っております!(実行委員会のひとつ「ジャパン・プラットフォーム」のウェブサイト)

また、「忘れないでアフガニスタン」実行委員会の内15団体は12月4日のロンドン会合に向けて日本政府への提言書を作成しました。JVCも作成作業のとりまとめを行いました。イベントではNGO側の代表者より、直接、外務省側に手渡すことができました。この提言書は2012年の東京会合のホスト国であった日本政府がロンドン会合においても復興支援と和平プロセスにおいて主導的な役割を果たすこと、及び市民社会の声が反映された会合となることを願って作成されたものです。こちらのページから提言書全文をダウンロードできます。

今、復興・発展への一歩を踏み出したアフガニスタン。その一方で国際社会から注目を失いつつあります。このイベント・キャンペーンを通じ、少しでも多くの人がアフガニスタンという国に興味を持ち、またそれがよりよい支援、復興、発展に繋がればと願っています。

DO NOT FORGET AFGHANISTAN!

最後に皆で一枚!

最後にスピーカー、参加者、スタッフ、ボランティアの皆さんで一枚!最後にスピーカー、参加者、スタッフ、ボランティアの皆さんで一枚!

※写真は全て「忘れないでアフガニスタン」実行委員会に帰属します。

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