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パキスタン・イスラマバード出張つれづれ
~統括泣かせの"やつら"の正体~

アフガニスタン事業担当 加藤 真希
2014年9月30日 更新

アフガニスタン事業スタッフは、8月末から一週間ほど、パキスタンのイスラマバードに出張してきました。アフガニスタンで事業しているにも関わらず、最近は治安の不安定につき現場に日本人が入ることが難しいため、現地スタッフとは隣国のパキスタンで集まり、会議を持っています。つまりフィールドに赴くことができないので、会議のためだけの出張ということになります。そんな話をしていたら、出発前にある人から、「一週間分も話し合うこと、あるんですか?」という質問をされました。確かに、一週間も宿にこもって何をしているんだろうと思われても不思議はないかもしれません。

議論中、ヒートアップして発言中に立ち上がるワハーブ医師(右)議論中、ヒートアップして発言中に立ち上がるワハーブ医師(右)

しかし、現地スタッフと会えるのは年に数回だけ。実にたくさんの議題があり、朝の9時から会議が始まり、所々に休憩やお祈りの時間をはさみながら、18時...19時...、時には20時まで延々と話は続きます。議長が厳しく話を切らないと、時間は足りません。やっとまとめをして、「お疲れ様でした~」と言った後で、誰かの「最後に一つだけ!」という一言で1時間くらい延長したりすることもあります(笑)

また、皆で終日会議を行った後も、夜遅くまで個別にスタッフと話をしています。(その時はもう少し個人的な話...「最近どう?家族は元気?」といった話にもなります。)

9.11から13年
アフガンスタッフからのメッセージ

アフガニスタン事業担当 加藤 真希
2014年9月11日 更新

2001年にアメリカで起こった「9.11」事件、その報復としてのアフガニスタン攻撃の開始から、13年が経ちました。
この日に寄せたメッセージが現地スタッフから届いたので、ご覧下さい。

アジマール・フラム(1985年生まれ、JVC教育事業担当)

アジマール(写真中央)アジマール(写真中央)

9.11の時、私は中学校から卒業したばかりでした。当時、他の多くのアフガニスタン人同様、私は世界 のニュースに特に注目していませんでした。と言うよりも、私たちにはテレビが無く、世界で何が起きているかを知ることができなかったのです。

なぜなら、タリバン政権時代、テレビは厳しく禁じられており、テレビを持っているものは、タリバンによって公衆の面前で罰を受けていました。そのような事情もあり、私たちは9.11という、世界中の多くの人々の人生を大きく変えることになる悲劇的な事件についてほとんど知らなかったのです。

私はさらに上の学校で学ぶために物理の勉強をしていたのですが、野菜売りの友人からアメリカが私たちの住む地域の一部を攻撃し始めたことを聞き、とてもショックを受けました。私が家に帰ると、父親がボイス・オブ・アメリカという当時私たちにとって唯一の情報源だったラジオを聞いており、一方で母親は 家財道具を集めるのに忙しくしていました。両親は都市のジャララバードは危険だから田舎に行かなければならないと私に言いました。

アフガンスタッフ来日報告(2)「島田市訪問」

2014年度 アフガニスタン事業インターン 佐藤 久実
2014年9月 9日 更新

6月23日、アフガン現地スタッフ2名(ナシーム・サファラガ)が来日した際に静岡県島田市へ行き、アフガニスタン支援NGO「カレーズの会」理事長のレシャード・カレッド氏を訪問しました。レシャード氏はアフガニスタン出身の医師で、島田のレシャード医院で働く傍ら、カレーズの会の理事長や福祉施設の理事などを務めています。

(昨年、他のスタッフが来日した際にもレシャード医院を訪問し、患者さんに配慮したクリニックの在り方などを学ばせていただきました。そのときの記事はこちら)

病院の施設について話すレシャードさんとナシーム医師病院の施設について話すレシャードさんとナシーム医師

さて、今回の訪問ではレシャード医院の他に市内の介護老人保健施設と特別養護老人ホームをレシャード氏の義理の弟であるアミン氏に案内していただきました。アフガニスタンでは高齢になった両親の面倒を見るのは通常家族だということで、日本の老人ホームや保健施設は彼らの目には新鮮なものに映ったのではないでしょうか。

サファラガは日本の少子高齢化について興味を持っており、日本の政策や高齢者に対する社会保障の現場を知る機会となったと思います。またナシームはさすが医師ということもあり、医療施設に入ると非常に真剣な目になり、施設の設備や利用者について色々と質問していました。

アフガンスタッフ来日報告(1)「イベント」

2014年度 アフガニスタン事業インターン 佐藤 久実
2014年9月 9日 更新

6月、アフガニスタンから、活動地で村人の診療にあたっている医師と、薬などの物資を市場から調達するJVCスタッフが初めて来日いたしました!

6月20日、アフガニスタン事業現地スタッフ2名の来日に伴い、「アフガンスタッフと語る村の診療所、そしてイスラム」というイベントを行いました。今回来日したのは物資調達を担当しているサイード・サファラガと医師のモハマド・ナシームです。イベントではタイトルにある診療所での活動やイスラム教に加えて、彼らのライフヒストリーについても話してもらいました。プレゼンテーションは彼らの母国語であるパシュトー語で行い、通訳の方に入っていただきました。

コーランを朗誦するナシーム医師コーランを朗誦するナシーム医師

イベントは、現地の習慣に倣い、ナシームによるコーランの朗誦から始まりました。ナシームは敬虔なイスラム教徒で、地元のモスクでも礼拝の先導役を担うことがあるそうです。朗誦はアラビア語のため内容を理解することはできませんが、なにやら神聖な気持ちにさせられました。アフガン事業統括の小野山から活動地であるシェワ郡とナシーム医師が勤める簡易診療所での活動について説明を行い、いよいよ2人のプレゼンテーションへ。

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