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アフガンの女性たち①

アフガニスタン事業ボランティア 白川 麻子
2018年7月10日 更新

アフガニスタンでは、日常的に権利を脅かされている多くの女性たちがいる一方、その中でもたくましく生きている女性たちもたくさんいます。

今回はそんなアフガニスタンの女性に関する記事を集めました。これから数回にわたりご紹介していきます。厳しい状況下でも活躍する女性たちについて、ぜひ知ってください。

路上に暮らす子ども達へギターレッスンを

小さな女の子のグループがアコースティックギターでイギリスの人気バンド・コールドプレイの音楽を路上で演奏しています。彼女たちを指導しているのはアメリカ人ギターリスト、ラニー・コルドラさん。彼は"The Miraculous Love Kids" (素晴らしく愛らしい子どもたち)を立ち上げ、路上で物売りをする子ども達に音楽の指導をしています。

コルドラさんは2012年ニューヨークタイムズに掲載されていたNATO軍本部近くで起きた14歳の少年による自爆攻撃によって6人の物売りの子どもが亡くなった記事にショックを受け、2年前カブールの路上に暮らす子ども達のための音楽スクールを開こうと思いアフガニスタンにやってきました。アフガニスタンでは生活費を稼ぐため路上で物売りをする子ども達がいます。フリーランス・リポーターは子ども達が物品を売る場所として選ぶ外人の多い場所そのものが危険であり、子ども達の安全確保が全くないことに怒りを露にしています。

コルドラさんからギターレッスンを受ける少女ムルサルは、2012年の自爆攻撃で二人のお姉さんを失いました。今ではムルサルさんはコルドラさんと一緒にレストランに呼ばれ、ダリ語(アフガニスタンの公用語の一つ)で歌い演奏をするほどになりました。 このようにして稼いだお金はムルサルさん家族の住居費や彼女の学校の費用となっています。今の彼女の夢は将来世界中の女の子にギターを教えることとアフガニスタンの平和な将来だそうです。

>詳しくはこちら。(原文英語)

'The Miraculous Love Kids' of Kabul

女性養蜂家を支えるリンダ・ノルグローブ基金

2010年9月、反政府勢力によって拉致されアメリカ軍の救出活動中に亡くなられスコットランド人リンダ・ノルグローブさんへの思いがアフガニスタンの女性養蜂家援助プロジェクトとして始動しています。プロジェクトはバーミヤンで養蜂に従事する女性たちへ運転教習と車両の費用を支援しています。

バーミヤン渓谷にあるバーミヤン養蜂協会は少数民族ハザラ人の女性たちによって運営され、環境に良いだけでなくハザラ人支援にとって貴重なものとなっています。280人のハザラ人女性が養蜂ビジネスに従事、年間1トンの蜂蜜を生産しています。

アフガニスタンの地方では女性が自動車運転をするのがまだ稀です。このチャリティーは女性が地方で自動車を運転するという稀な光景も作りだしているのです。

>詳しくはこちら。(原文英語)

Scots charity backs Afghan beekeepers

カブール:初の女性のための教育機関がオープン

カブールに女性ための初の教育機関としてモララ大学・高校がカブールに創立されました。創立目標は、今まで教育機関への通学が社会的なタブーとして禁止されてきた女性に初等・高等教育を提供することです。

モララ大学・高校校舎建設費用は800万ドル、およそ12,000人の女学生が学ぶことができます。大学総長のアズィズラー・アミンさんによれば"残念なことに、才能ある多くの女性が社会的制約によって教育から排除されてきました。彼女達は学校が共学であるということで、教育の機会を得ることを許されませんでした。これは女性への人権侵害です。だからこそ、女性が道を切り開くための特別な女子教育の場を創設したかったのです。

"今までのところ、250人の入学が決定し、モララ大学・高校では医学、ビジネス、コンピューター・サイエンス、教育が学べ、図書館、960人収容の寮、幼稚園、病院等の施設を併設しています。学費は女性に理想的な環境で学んでもらえるよう、他の共学の大学・高校に比べかなり安めに設定をしているとのことです。大統領夫人のルラ・ガニ夫人もモララ大学・高校の設立は女性にとって素晴らしい成果であり、女性の人権保護にとって大きな進展ですと称されました。

>詳しくはこちら。(原文英語)

Female education complex opened in Kabul - Afghanistan Times

慣習的なタブーやリスクにも立ち向かい、社会を変えていくアフガニスタンの女性たちのこれからのますますの活躍が楽しみです。次回もお楽しみに!

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