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2014年 6月号

2014年度 アフガニスタン事業インターン 佐藤 久実
2014年7月 4日 更新

アフガン大統領選 決選投票が終了

アフガニスタンでは6月14日、大統領選挙の決選投票が行われました。決選投票に臨んだのは4月の第一回選挙で得票率トップのアブドラ元外相と次点のガニ元財務相です。選挙当日は各地で暴力事件が起き、アフガニスタン全土で150件近くの事件が発生したということです。独立選挙委員会によると決選投票では約700万人が投票に訪れ、これは4月の第1回選挙とほぼ同数でした。今回の選挙はアフガニスタンにとって歴史上初めて民主的な政権移行となりますが、投票終了直後から両陣営による不正の指摘があり、政情の不安定化が懸念されています。

CNN.co.jp 2014年6月15日

The Wall Street Journal 2014年6月15日

大統領選「選管幹部の不正指示証拠」公表

アフガニスタン大統領選挙に関して、決選投票の不正疑惑に対する抗議が広がっており、不正を主張している候補者のアブドラ外相は6月22日、選挙委員会の幹部のアマルキール氏が不正を指示したとする通話記録を公表しました。アブドラ氏はアマルキール氏の罷免を求め、適切な調査がなされない限り選挙結果を受け入れない方針を見せています。アマルキール氏は翌23日に選管幹部を辞任することを発表しましたが、不正指示については一切否定しており、通話記録は偽装されたものであると述べています。

毎日新聞 2014年6月23日

Afghanistan Elections 2014 2014年6月23日(英語)

独立選挙委員会、アブドラ氏の要求を却下

上記の選管幹部による不正指示に関して、アブドラ氏は広く不正が行われた選挙区での再選挙を求めていましたが、独立選挙委員会はこの要求を却下しました。アブドラ氏の選挙チームはこれに対して、「これ以降、独立選挙委員会及び不正申し立て委員会の決定は受け入れない」と述べています。

TOLO News 2014年6月29日(英語)

NATOが訓練部隊派遣を承認

北大西洋条約機構(NATO)は6月25日の外相会議で、今年アフガニスタンの治安維持任務終了後、アフガン国軍の訓練のために2016年まで約1万2000人規模の部隊を派遣する作戦計画を承認しました。NATOはアフガニスタンにおいて治安維持任務を2003年から行ってきましたが、今年末でその任務が終了します。今回承認された計画はその後の2年間の部隊の任務についてで、戦闘は行わず訓練、支援、助言にとどめるということです。アフガニスタンの次期大統領がNATOと安全保障協定を締結するのを待ち、9月の首脳会議で作戦が正式決定される予定です。

毎日新聞 2014年6月26日

米、タリバン幹部釈放 和平見通せず

アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンによって5年近く拘束されていた米軍兵士が解放され、引き換えに米海軍基地に収容されていたタリバン幹部5人が解放されました。それを受けアフガニスタンでは、釈放された5人がいずれ戦場に戻るのではないかという懸念があり、波紋が広がっています。次期大統領候補者の2人はいずれも政府とタリバンとの和平交渉を進める意向であり米国務長官も「合意につながる新たな幕開けになるだろう」と述べていますが、タリバン報道官は「(釈放は)和平交渉を促進するものではない」と否定しています。

朝日新聞 2014年6月2日

ケシ栽培面積最大に 国連報告

国連薬物犯罪事務所(United Nations Office on Drugs and Crime: UNODC)は2014年版「世界薬物報告」を発表し、世界最大のケシの栽培国であるアフガニスタンでは前年比36%増加し、過去最大の約20万9千ヘクタールに達しました。2013年時点で世界全体の違法作付面積は約29万7千ヘクタールほどであり、アフガニスタンが占める割合が非常に大きいことが分かります。UNODCの事務局長は「アフガンの麻薬取引額は国内総生産(GDP)の10~15%に上るとみられる」と述べています。報告によると、世界のアヘン生産量(約6900トン、2013年)のうち約80%を占めるのがアフガニスタン産です。

日本経済新聞 2014年6月28日

番外編:「自転車」が象徴するアフガン女性の新しい自由

女性が自転車に乗っている姿は日本では珍しくありませんが、厳格なイスラムの道徳観を持つアフガニスタンでは、サイクリング女性は奇異の目で見られるようです。サイクリングのアフガニスタン女子代表チームに所属する10人は2020年の東京オリンピックを目指し、性差別の中、時には身の危険を感じながら特訓に励んでいます。チームの一員でアシスタントコーチでもあるマラヤンさんは「私たちにとって、自転車は自由の象徴」と語っています。記事ではサイクリングチームが直面してきた困難や彼女たちを取り巻く環境が紹介されています。

AFP BB News 2014年6月30日

監修:加藤真希(アフガニスタン事業担当職員)

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