アジア・中東・アフリカで活動する国際協力NGOです。
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スタッフのひとりごとの記事一覧

本誌一番(?)の人気コーナー。JVCスタッフのひととなりがわかると好評です。イラストは昔からのJVCボランティアでイラストレーターのかじの倫子さんが毎号描いてくださっています。

【スタッフのひとりごと】
思わず「手」が出る

JVCスーダン現地代表 今井 高樹
2017年1月30日 更新
イラスト/かじの倫子イラスト/かじの倫子

以前どこかで読んだのだが、世界人口の3分の1はフォークやスプーンで食事をし、3分の1は箸、残り3分の1は手で食べているという。大雑把な数字だが、なんとなく理解できる。箸が3分の1にもなるのは中国の巨大人口があるからだろう。

ここアフリカでは「手」が主流。アラブ圏の影響が強いスーダンも、やはり手で食べる。私も現地スタッフと一緒の食事では手を使う。「素朴」で「原始的」な食べ方に思えるが、そうではない。ひとつの文化だし、それに手で食べるのは思うほど簡単ではないのだ。

No.323 イラク戦争は共存の社会を壊し憎悪を生み続けている (2016年10月20日発行) に掲載】

【スタッフのひとりごと】
猫じゃありません、家族です

経理担当 中原 和江
2016年12月12日 更新
 イラスト/かじの倫子 イラスト/かじの倫子

娘が3才の頃、2人目を流産してしまった。たまたま、知り合いが子猫の里親を探していたので、寂しさついでに娘と見に行った。白、雌、尾と肉球が黒。娘は大切にしていた「ピンチロ」と名付けたピンクと白の猫のぬいぐるみを差し出し、「交換ね」と言った。遊ぶと体が紅潮し耳がピンクになるので、名前はやはり「ピンチロ」。その後に生まれた2人の息子は、彼女たちの弟として約20年暮らしてきたことになる。

No.321「紛争経済」が支える避難民の生活を変えるために目指すこと (2016年7月20日発行) に掲載】

【スタッフのひとりごと】
高尚だけが人生か?

ラオス事務所現地代表 平野 将人
2016年12月 1日 更新
イラスト/かじの倫子イラスト/かじの倫子

とある有名なロックバンドのボーカルが、こんなことを言っていました。「ガキばっかりだまして、 と友達に言われる。でも、俺もガキの頃ロックにだまされたままなんだよね」。私も今年で42歳。昔は、これくらいの歳になったらなにか「高尚な趣味」を持っているのだろう、となんとはなしに思っていました。しかし今の私の趣味は、ボクシング、魚釣り、一番好きな映画は『仁義なき戦い/広島死闘編』、美術館より演芸場、好きな音楽はパンクロック!と、あまり高尚な感じがしません。

まあそんなもんかな、とも思っていたのですが、同年代のカンボジア事業担当のY氏はクラシックをレコードで聴くが大好きで、イラク事業担当のI氏の趣味は美術館めぐりだとか。これは焦ります。

とはいえ、焦ったところで急には変えられません。先日YouTubeで見つけたある無名のアマチュアバンドが、「薄っぺらい世の中でどう生きていいか分からない。もう戦うしかない。僕たちは間違っていない」と歌っていました。なんて薄っぺらい歌でしょう。彼らはきっと負けるし、世間的にみれば間違っているでしょう。それでも私はこの曲を時々聞きます。私も10代の頃からだまされっぱなしなのでしょう。

それでも、ワビサビの入った枯れたロックも聴くようになったし、矢沢の永ちゃんが「演歌ロックと言われようが、ヤザワはヤザワの人生を反映した音楽をやる」と言うことの意味も分かりました。ま、高尚になったのではなく、オッサンくさくなっただけですが。

No.320 HIV/エイズのスティグマからの解放 (2016年4月20日発行) に掲載】

【スタッフのひとりごと】
癒やしのメダカ

スーダン事業担当 小林麗子
2016年2月 9日 更新
イラスト/かじの倫子イラスト/かじの倫子

今年の夏からメダカを飼っています。近所のお蕎麦屋さんの店先から、我が家にやって来ました。最初は6匹でしたが、3匹に減り、そして今は7匹がベランダの小さなメダカ鉢で元気に泳いでいます。

メダカをいただいたお蕎麦屋さんは、家族経営でとてもアットホームなお店で、10年近く通っています。今は2代目がお蕎麦を打っていますが、お父さんの時代は、お寿司屋さんだったそうです。子どもの歳が近いこともあり、家族ぐるみのお付き合いで、ときどき「これ持っていって」とお惣菜などを分けてくれます。ある日、お母さんが、「メダカ、持ってく?」と空き瓶にメダカを入れて、持たせてくれました。蓋の閉まった瓶の中で、メダカが窒息するのではないかと心配で、急いで家に持ち帰りました。そしてその週末、近所の金魚屋さんでメダカ鉢や水草を調達し、正式に我が家の「住魚」になりました。

それ以来、ベランダの鉢に顔を近づけてはメダカを眺めるのが毎日の日課となりました。あるとき、体調3ミリほどのメダカの赤ちゃん数匹を見つけたときは、感動しました。あまりの小ささに見つけるのも一苦労で、ある日見つけられずに「食べられちゃったかな」と思っていると、翌日にひょっこり現れて「おお、生きてたか!」と一喜一憂です。3歳になる息子は、「毎日ママは長いことメダカ鉢をのぞいて何をしてるんだろう...」と思っているはず。このメダカたち、たくさん増えたら、癒やしのおすそ分けをしたいと思います。

No.319 TPPは日本と海外の市民をどこに導くのか (2016年1月20日発行) に掲載】

【スタッフのひとりごと】
がんばり屋さんのトランペット

JVC事務局長 長谷部 貴俊
2015年11月12日 更新
イラスト/かじの倫子イラスト/かじの倫子

JVC に入って、気付いてみたら約10 年になります。2006 年に小学生になったばかりの息子のことをこの『ひとりごと』欄で書きましたが、今回は今年中学1年生になった娘について書きたいと思います。

娘は、私にも妻にもなぜか似ず、とてもまじめで何事にも手を抜かない性格です。中学に入った際、「まじめな先輩が一番多かったから」という理由から娘は吹奏楽部に入りました。そして、本人の希望と選抜試験を経て、トランペットを吹くことになりました。息子はサッカー部でしたが、そちらよりも吹奏楽部のほうが「ザ・体育会系」で、肺活量はじめ体力も使い、練習時間が長く大変です。夏休みも練習が厳しく、「勉強する時間がもてない」と悔しがり、中学生の頃なんてそこそこしか勉強していなかった私を不思議がらせています。

夏くらいになると、発表会も増えてきます。きちんとしたコンクールで吹くこともありますが、それよりも小中学校や地域のイベントに呼ばれて演奏する機会がかなりあります。数回しかまだ見ていませんが、あっという間にジブリ映画の曲をはじめ多くの曲を吹いていました。親バカと言われるでしょうが、素直に「すごいな~」と思いました。「数ヵ月前に始めたばかりなのに、こんなにできるなんて」と。近所の公園や駅前広場でトランペットを吹く娘をみて、私自身(これまでJVC でどれだけのことができてきただろうか...)と自問したところ、「まだまだですね」という答えを聞こえた気がしました。

No.313 今も続く紛争、その中で何を目指すのか (2014年12月20日発行) に掲載】

【スタッフのひとりごと】
甘い想い?

ラオス現地調整員 渡久山 舞
2015年11月12日 更新
イラスト/かじの倫子イラスト/かじの倫子

パフェ、ケーキ、ジュース、チョコレート、果物、かぼちゃ、さつまいも、 栗...。これらがあれば生きていけるくらい、私は甘いもの好きです。逆に、砂糖なしのお茶やコーヒー、ピーマン、お酒などの苦いものが好きではありません。飲み会ではあっという間にお札が消えてしまいますが、いつも(そのお金があったらケーキバイキングに行けるのにな...)と思います。

以前私がいた某国のケーキやチョコレートのまずかったこと! パンはスカスカで、フレンチトーストにしようと液に浸けたらパンが溶けてしまいました。「日本に帰国したらケーキバイキングだ!」と想いは膨らんでいったのでした。ところが、2年数ヵ月経って日本に帰ってみると、私の胃はすでに甘いものをたくさん食べることを受けつけなくなっていました。結局ケーキバイキングは行かずじまい...。ただ、舌は今も甘くておいしいものを好んでいます。

No.316 軍事優先の思想への対置として国境を超えた市民協力を (2015年7月20日発行) に掲載】

【スタッフのひとりごと】
譲りの道を今日も行く

カレンダー事務局 橋本 貴彦
2015年11月12日 更新
イラスト/かじの倫子イラスト/かじの倫子

JVC に入職して、通勤が横浜から1 時間半の「長旅」となりました。オフピーク通勤であることと、関内駅からの乗車で混む前の京浜東北線という絶妙な組み合わせで、ほぼ座って通勤することができますが、ただ座っているわけではありません。席を譲ることを前提に席につかせていただきます。これすなわち「譲り道( ゆずりどう)」。

いつ、誰に、どのタイミング席を譲れるか。これがなかなか難しい。妊婦マークを付けてくれていると助かりますが、「的な人」も結構いらっしゃるので、「ヒールが高いので多分違う」など総合的な判断を求められます。譲りたいけれど遠くて、なんとかこちらの譲る気持ちを目ヂカラで訴えたりもします。見返りはもちろん求めていませんが、「ありがとう。すみませんねぇ」など声をかかられるとやはり嬉しいし、アメやポケットティッシュをもらったことも。

No.318 アジアにおける外部環境の変化のなかでJVCは何ができるか (2015年10月20日発行) に掲載】

【スタッフのひとりごと】
歩くことが好きです。 大した目的もなくひたすら歩きます。

2013年度気仙沼事業インターン 横山 和夫
2014年11月13日 更新

今から30 年以上前、地方から出てきたばかりの貧乏な学生だった頃、たまたま地図を見ていて、当時住んでいた世田谷のアパートの前を通っている水道道路(地下に水道管が通っている)をたどって北東方向にまっすぐ進むと、高円寺をぬけて当時友人の住んでいた中野駅近辺までたどり着けそうではないか、と気づきました。

その距離わずか(?)8kmあまり、1kmを15分で歩けば「2時間あれば友人宅に遊びに行ける」と思い、歩きました。どういう訳かまったく苦痛とは感じず、単純に達成感のみが得られたのです。

このような嗜好は今でもまったく変わりません。数年前には、自宅付近を流れる川沿いに北上して某ショッピングセンターまで歩きました。真夏の炎天下、途中で購入したペットボトルで水分を補給しながら、途中での昼食時間を含め、なんと往復で7時間半! この時の目的は、もちろん「買い物」です。

No.312 変わりゆく風景と暮らし (2014年10月20日発行) に掲載】

【スタッフのひとりごと】
涙の論文提出日

カンボジア現地駐在員 太田 華江
2014年9月11日 更新

ここ数年で一番私が慌てたのは、修士論文の提出日だった。私は当時、修士論文執筆に苦戦しており、論文が完成したのはまさに提出日の早朝だった。図書館も混んでいて、1部しかプリントアウトできず。しかし、大学院生は論文を3 部提出しなければいけなかった。しぶしぶコンビニへ向かった。

しかし、そのコンビニにあったコピー機は、手で一枚一枚スキャンしていくタイプ...。「間に合わない、本当にまずい...」残された時間はあと1 時間。その時、流しコピー可能なコピー機が学校に数台あることを思い出したが、私は学校のコピーカードのカウントを使い果たしていた。

No.311 市民に押し寄せる紛争や分断の波 (2014年8月20日発行) に掲載】

【スタッフのひとりごと】
日本人は「外国人」?

カレンダー事務局 大村真理子
2014年8月 8日 更新
イラスト/かじの倫子イラスト/かじの倫子

小学校時代はシンガポールで過ごしました。年中真夏、赤道直下の多民族国家。日本のお正月が過ぎればすぐ中国のお正月が始まり、毎日イスラムモスクで礼拝する人もいれば、体中に針を刺した人の行進(タイプーサムというヒンドゥー教のお祭り)が始まる日もあり。毎日真っ黒に日焼けし、誰が一番黒いかを競い合う、そんな日々でした。

No.309 悩み、迷い、だからこそつながりを (2014年6月20日発行) に掲載】

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