アジア・中東・アフリカで活動する国際協力NGOです。
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Trial&Error掲載記事

JVC会報誌Trial&Errorの記事の中から、全文掲載できる記事を集めています。まだまだ量は少ないですが、今後増やしていきます。

【ODAウォッチ:プロサバンナ事業】
政治の歪みを質さない日本

調査研究・政策提言担当 高橋 清貴
2017年7月11日 更新
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今回は、プロサバンナ事業の対象であるモザンビークの国家財政の状況と、それに関連しての日本政府の外交姿勢に関して取り上げる。ただでさえ遠いアフリカの、日本が関わっている援助事業とは言えその背景にある事柄、と捉えてしまえば、自身との関わりを見出すのは難しいかもしれない。
しかし、人々の暮らしが時の政治や経済に大きく左右されるのはどこの国でも変わりはない。私たちはそれを、どこまで意識できるだろうか。

No.325 人権も多様性も否定される新しい時代でのJVCの立ち位置 (2017年4月20日発行) に掲載】

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2009年以降、「官民連携・投資促進」の掛け声のもと、日本政府はモザンビーク北部5州(テテ州、カーボデルガド州、ザンベジア州、ナンプーラ州、ニアサ州)における「ナカラ経済回廊開発」に積極的に取り組み、日本の複数企業(三井物産、新日鉄住金など)が石炭開発や鉄道・港湾などインフラ整備に投資している。5州のうち3州はプロサバンナ事業の対象地だ。しかし現在、この地域は現地の人びとが「内戦」と呼ぶ状況にある。いったい何が起きているのか。

No.324 「聖地」と呼ばれる街の「差別と暴力」に向き合う (2017年1月20日発行) に掲載】

【ODAウォッチ:プロサバンナ事業】
「時代遅れ」なニューアライアンス?

調査研究・政策提言担当 高橋 清貴
2017年2月 1日 更新
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今回は、この連載で取り扱っているプロサバンナ事業のような援助事業の背景にある、アフリカを対象とした新しい国際的な投資/開発政策の枠組みに関して取り上げたい。援助の現場で起きていることには、それが生み出される背景が必ずあり、私たちはそれを知る必要があるだろう。

No.323 イラク戦争は共存の社会を壊し憎悪を生み続けている (2016年10月20日発行) に掲載】

【スタッフのひとりごと】
思わず「手」が出る

JVCスーダン現地代表 今井 高樹
2017年1月30日 更新
イラスト/かじの倫子イラスト/かじの倫子

以前どこかで読んだのだが、世界人口の3分の1はフォークやスプーンで食事をし、3分の1は箸、残り3分の1は手で食べているという。大雑把な数字だが、なんとなく理解できる。箸が3分の1にもなるのは中国の巨大人口があるからだろう。

ここアフリカでは「手」が主流。アラブ圏の影響が強いスーダンも、やはり手で食べる。私も現地スタッフと一緒の食事では手を使う。「素朴」で「原始的」な食べ方に思えるが、そうではない。ひとつの文化だし、それに手で食べるのは思うほど簡単ではないのだ。

No.323 イラク戦争は共存の社会を壊し憎悪を生み続けている (2016年10月20日発行) に掲載】

【スタッフのひとりごと】
猫じゃありません、家族です

経理担当 中原 和江
2016年12月12日 更新
 イラスト/かじの倫子 イラスト/かじの倫子

娘が3才の頃、2人目を流産してしまった。たまたま、知り合いが子猫の里親を探していたので、寂しさついでに娘と見に行った。白、雌、尾と肉球が黒。娘は大切にしていた「ピンチロ」と名付けたピンクと白の猫のぬいぐるみを差し出し、「交換ね」と言った。遊ぶと体が紅潮し耳がピンクになるので、名前はやはり「ピンチロ」。その後に生まれた2人の息子は、彼女たちの弟として約20年暮らしてきたことになる。

No.321「紛争経済」が支える避難民の生活を変えるために目指すこと (2016年7月20日発行) に掲載】

【スタッフのひとりごと】
高尚だけが人生か?

ラオス事務所現地代表 平野 将人
2016年12月 1日 更新
イラスト/かじの倫子イラスト/かじの倫子

とある有名なロックバンドのボーカルが、こんなことを言っていました。「ガキばっかりだまして、 と友達に言われる。でも、俺もガキの頃ロックにだまされたままなんだよね」。私も今年で42歳。昔は、これくらいの歳になったらなにか「高尚な趣味」を持っているのだろう、となんとはなしに思っていました。しかし今の私の趣味は、ボクシング、魚釣り、一番好きな映画は『仁義なき戦い/広島死闘編』、美術館より演芸場、好きな音楽はパンクロック!と、あまり高尚な感じがしません。

まあそんなもんかな、とも思っていたのですが、同年代のカンボジア事業担当のY氏はクラシックをレコードで聴くが大好きで、イラク事業担当のI氏の趣味は美術館めぐりだとか。これは焦ります。

とはいえ、焦ったところで急には変えられません。先日YouTubeで見つけたある無名のアマチュアバンドが、「薄っぺらい世の中でどう生きていいか分からない。もう戦うしかない。僕たちは間違っていない」と歌っていました。なんて薄っぺらい歌でしょう。彼らはきっと負けるし、世間的にみれば間違っているでしょう。それでも私はこの曲を時々聞きます。私も10代の頃からだまされっぱなしなのでしょう。

それでも、ワビサビの入った枯れたロックも聴くようになったし、矢沢の永ちゃんが「演歌ロックと言われようが、ヤザワはヤザワの人生を反映した音楽をやる」と言うことの意味も分かりました。ま、高尚になったのではなく、オッサンくさくなっただけですが。

No.320 HIV/エイズのスティグマからの解放 (2016年4月20日発行) に掲載】

【ODAウォッチ:プロサバンナ事業】
農民たちが選んだ道のり

南アフリカ事業担当 渡辺 直子
2016年8月16日 更新
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モザンビークは日本からは距離的には遠い土地だ。しかしそこには、日本のODAによるプロサバンナ事業に対して抵抗運動を続ける数多くの農民たちがいる。農民らしく地に足をつけ、かつ目指す遠くの目標を見据えて、土地と暮らしと未来を守るための闘いを今も続けている。

No.321「紛争経済」が支える避難民の生活を変えるために目指すこと (2016年7月20日発行) に掲載】

【ODAウォッチ:プロサバンナ事業】
農民主権をめぐる考え方

調査研究・政策提言担当 高橋 清貴
2016年8月16日 更新
prosavana15-1.gifPDF版はこちら

これまでプロサバンナ事業に関して外務省やJICAと議論してきて、すでに3年以上が経つ。この間、ずっと考えてきた言葉がある。「農民主権」である。政府と私たちのこれまでの議論は、この言葉の解釈をめぐって行われてきたと言っても過言ではない。

No.321「紛争経済」が支える避難民の生活を変えるために目指すこと (2016年7月20日発行) に掲載】

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プロサバンナ事業の行方はいまだ予断を許さない。今号でご報告する事態を受け、日本のNGOは、事業の現状と問題点を取りまとめた抗議および事業の抜本的見直しを求める要請書、ならびに公開質問状を外務省・JICAに提出した(注1)。ぜひ記事と合わせてお読みいただき、日本の援助の実態をウォッチし続けていただきたい。

No.320 HIV/エイズのスティグマからの解放 (2016年4月20日発行) に掲載】

【スタッフのひとりごと】
癒やしのメダカ

スーダン事業担当 小林麗子
2016年2月 9日 更新
イラスト/かじの倫子イラスト/かじの倫子

今年の夏からメダカを飼っています。近所のお蕎麦屋さんの店先から、我が家にやって来ました。最初は6匹でしたが、3匹に減り、そして今は7匹がベランダの小さなメダカ鉢で元気に泳いでいます。

メダカをいただいたお蕎麦屋さんは、家族経営でとてもアットホームなお店で、10年近く通っています。今は2代目がお蕎麦を打っていますが、お父さんの時代は、お寿司屋さんだったそうです。子どもの歳が近いこともあり、家族ぐるみのお付き合いで、ときどき「これ持っていって」とお惣菜などを分けてくれます。ある日、お母さんが、「メダカ、持ってく?」と空き瓶にメダカを入れて、持たせてくれました。蓋の閉まった瓶の中で、メダカが窒息するのではないかと心配で、急いで家に持ち帰りました。そしてその週末、近所の金魚屋さんでメダカ鉢や水草を調達し、正式に我が家の「住魚」になりました。

それ以来、ベランダの鉢に顔を近づけてはメダカを眺めるのが毎日の日課となりました。あるとき、体調3ミリほどのメダカの赤ちゃん数匹を見つけたときは、感動しました。あまりの小ささに見つけるのも一苦労で、ある日見つけられずに「食べられちゃったかな」と思っていると、翌日にひょっこり現れて「おお、生きてたか!」と一喜一憂です。3歳になる息子は、「毎日ママは長いことメダカ鉢をのぞいて何をしてるんだろう...」と思っているはず。このメダカたち、たくさん増えたら、癒やしのおすそ分けをしたいと思います。

No.319 TPPは日本と海外の市民をどこに導くのか (2016年1月20日発行) に掲載】

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