
報告 JVCタイ 森本薫子
【続報2】2006年1月19日(木)
締結できず!タイ−アメリカFTA交渉終了
タイ政府とアメリカ政府との第6次FTA交渉は、予定の日程内で締結にいたらずに終了した。アメリカのFTA交渉団代表バーバラ・ウェイセル氏は交渉終了後の13日午後、記者会見で「5月までに締結するには深刻な懸念がある」として、「これまで18ヶ月間交渉をしてきたが、今までのどの交渉よりも長い時間がかかっている」と語った。
市民団体は13日にバンコクのアメリカ大使館前に集まって抗議行動を行い、FTA交渉に当たっては透明性と市民参加を要求するブッシュ大統領に宛てた要求書を提出した。(The
Nation, 1月14日)
アメリカの交渉団は、今週から引き続きマレーシアのクアラルンプールで、マレーシアとのFTAについての交渉に入る。バーバラ氏によれば、これは私的な話し合いだとしているが、マレーシア政府ともタイとのFTAと同じような包括的な協定を結ぶ予定だとしている。在クアラルンプール米大使コリン・S・ヘルメロン氏によれば、2007年6月までに協定が結べるだろうとのことだ。
また、アメリカはASEANの中ではすでにシンガポールとFTAを結んでいるが、2002年以降タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア、ブルネイとの交渉を行なってきている。(Bangkok Post、1月14日)
タクシン首相は中国、バーレイン、オーストラリアとのFTAを締結したが、日本、インド、ペールなどの国とも交渉を始めている。
外務大臣カンタチ・スパモンコン氏は「4月に日本とFTAを結ぶ予定だ」と語った。「タクシン首相が4月2日から3日に日本を訪問してFTAにサインすることになっている。」(Bangkok
Post,1月13日)
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