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日本イラク医療支援ネットワーク設立 
2004年8月31日 更新
 

(イラク事業担当 佐藤真紀)

JVCはイラクにおいて、白血病の子どもたちへ医薬品や医療機材の支援を行っています。今後さらに支援の効率と専門性を上げるため、医療支援を行っている NGOと、イラク・日本の医師たちで日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)を立ち上げました。

設立の経緯

1991年の湾岸戦争以降、イラクではガンや白血病の子どもたちの数が増えています。日本では、小児白血病の治療技術は、ここ10年で著しく進歩しており、80%以上が治る病気になっています。ところがイラクではちょうどこの時期に国連の決議に基づいて、国際社会が課した経済制裁で、病院の設備は老朽化し、薬も欠乏し続けたために多くの子どもたちが死んでいきました。 2003年のイラク戦争後、経済制裁がなくなりましたが、各国のODAや国際機関の支援も滞っており状況はなかなか改善されていません。

日本では、広島・長崎の関係で、白血病に関する関心が高く、JVCを初めとしていくつかのNGOが既に薬の支援などをしてきました。 今後更なる支援の効率を上げるためにには、援助の重複を避け、役割分担を明確にした調整と一方で医療の専門性が必要です。そこで、医療支援を行っているNGOや関心のある医師たちとネットワークを立ち上げることになりました。

JIM-NETの目的

イラクにおける小児ガン(主に白血病)医療支援の

  1. 専門性の強化⇒常に正しい援助がおこなえること
  2. 効率性の向上⇒ダブリがない、過不足のない支援
  3. 継続性を持たせる⇒イラクが自分達できちんとした治療が出来るようになるまで支援を続ける

実際の活動

●緩やかなネットワークからスタートし、それぞれの団体が既に行っている支援の効率化、専門性を高めるための情報提供、交換を行う。

  1. 援助実績と計画の共有化(実績の報告、役割分担)
  2. イラクとの調整 病院からのニーズ把握、共有化 イラク関係省庁,国際機関との調整(ビザ、NGO登録、免税措置など)
  3. イラク-日本の医師間での交流、情報交換

●合同でのプロジェクト

  1. 医療の状況調査を行い援助指針をまとめる。 →アンマン会議(8月11日,12日)
  2. 今後は合同キャンペーンなどを行い資金調達など積極的におこなう。

参加団体

アジアと結ぶ市民の会・長崎 / 日本国際ボランティアセンター(JVC)/ 日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)/ 劣化ウラン弾廃絶キャンペーン / イラク医療支援・通販生活

情報公開

HP立ち上げまではブログ(Web Log) で情報を公開
 事務局連絡先 担当: 佐藤真紀
 日本国際ボランティアセンター(JVC)内
 Tel: 03-3834-2388 Fax: 03-3835-0519

募金先

郵便振替 00190−9−27495 口座名:JVC東京事務所
 (通信欄に「JIM-NET」とお書きください)

 
 


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