写真家 松尾純

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JVC国際協力カレンダー2012 いのちの輝き

 旅をしていると私たちの日常がどれほど恵まれ、ありがたいものなのか身をもって感じます。
 辺境地の暮らしには行き過ぎた娯楽や有り余る物資はありません。人々は食べること寝ることというシンプルな一日を送り、ごくわずかな緑や水や灯りを頼りに一生懸命生きています。そんな生活の中だからこそ、笑顔や当たり前にあると思っている家族の存在が大きく、大切なものだと気付かされます。
 時には信じられないような過酷な環境で暮らす人々に出会うこともあります。彼らは物資に恵まれた私たちよりも温かくやわらかな表情をしています。そのたくましく生きる姿には圧倒されるばかりです。
 私はこれからもそんな世界で出会う様々な感動を撮り続けていきたいと思います。


プロフィール

写真家:松尾純

1976年、広島生まれ。女子美術大学デザイン科卒。50以上の国と地域での撮影経験を持ち、チベット文化圏を最も得意なフィールドとする。5,000mを超えるヒマラヤ山脈など、世界各地の辺境で暮らす人々をテーマに撮影を続ける。写真展、講師、新聞や雑誌への執筆を行う傍らダライ・ラマ法王Teachingのオフィシャルカメラマンに抜擢されるなど、さらに活躍の場を広げる。

 ウェブサイト:「JUN MATSUO PHOTOGRAPH」